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04年 08月の活動日誌更新日: 2004/08/14 2004年 08月2004.8.1 (日)■明治大学大学院ガバナンス研究科のシンポジウムに行ってきました西東京の山崎市議を始め、多くの議員・職員が研鑚を深めているのがガバナンス研究科です。面白いのは、「模擬議会」をやろうとしている点。議員と職員がその立場を交換し、職員が質問を、議員が答弁をするというふうに立場を入れ替え、お互いの認識を深めようとする試みです。まだ現実には至っていませんが、こういう発想が出てくるところが素晴らしいなと思います。 シンポジウム自体は昨今の「ガバナンス」議論を踏まえたもの。基調講演の与謝野衆議院議員の講演が薄っぺらであった(正直がっかりしました)点、議論が拡散しがちだった点を除けばずいぶん面白いシンポジウムでした。 2004.8.2 (月)■現実を思い知る内部障害をお持ちの方のお宅に伺い、現状をヒアリング。詳細は書けませんが、聞いていて感情を押さえるのに一苦労でした。 今後どのように行動すべきかは検討しなければなりませんが、何とか現状を変えていきたいと思っています。幸い私は政党に所属していますので、ヨコ(他の地域)にもタテ(国会や都県議会)にも繋がりがあります。繋がりをフルに活かして、なんとか社会を動かしていきたいと思っています。 2004.8.3 (火)■とりまとめの日午前中会派総会。夏は議会が動きにくい時期ですので(職員の夏休みなど。議員は人による)、事務関係を一気に処理しました。私は会派で会計を仰せつかっておりますので、いくつか担当の事項がありました。 午後は総務区民委員会。管内視察のまとめ、参議院議員選挙の報告、9月の防災訓練の報告が行われました。防災訓練については先日のシンポジウムで出た議論を踏まえていくつか指摘を行いました。 2004.8.4 (水)■国会見学インターン生を連れて国会見学。ながつま昭議員の財務金融委員会での質問を傍聴しました。 インターン生の感想を抜粋します。 「会議室は肖像画があるなど高級感あふれていて、始まる前は格式ありそうな感じがしましたが、実際始まったら、おしゃべりしている人、寝ている人、携帯をかけてる人などいて、なかなか格式はありませんでした。だらしない印象でどうかと思います。」 「正直、今回の国会傍聴では政治家の見方は変化しませんでした。むしろ、悪くなったような気がします。傍聴している人間がいる、つまりその姿を国民に見られているという意識はないのでしょうか。小学生でも授業参観の時には真面目にするし、普段の時でも発表者が意見を述べる時には耳を傾けます。ましてや国会は国の立法機関であり、委員会は重要な場。このような方々に教育問題を語られても国民の賛成は得られない、というより国会自体の雰囲気が世間一般と隔離され、国民の現状を理解しにくくしているのかもしれません。地方議員の方や民間出身の方の方がより国民の立場に立った政治を行えるのも、国民との交流・相互理解がもとになっているからだと思います。国会議員の方も長妻議員のように現状を把握して、信念のもとに活動を行ってくださる方が増えることを望みます。」 「いくら的を射た質問であってもそれに対する答えは国民の期待するようなものではなかったことを記憶しています。普通に考えたらおかしいし、すぐにでも変えられるように思えるようなことも、「では廃止します!」となんではっきりと言えないのだろう、とすごく思いました。婉曲表現を多用して逃げているようすら感じられました。これこそ官僚がよく口にする「誠に遺憾」です。 皆さんも区議会、都議会、国会を傍聴してみてください。どんな感想を抱かれるでしょうか。きっと、「この国はこれじゃダメだ!」と思うのではないでしょうか。 他の月の日記 |