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04年 03月の活動日誌

更新日: 2004/05/02

2004年 03月


2004.3.1 (月)

「子育て支援センター」

富ヶ谷小学校内につくられた「子育て支援センター」の開設披露式典に出席してまいりました。ほとんどは文教厚生委員会のメンバーだったのですが、私は地元の議員と言うことでの出席です。
このセンターは子育ての支援、例えばこどもをもつ親同士の交流、情報の交換やアドバイス、あるいは緊急時(冠婚葬祭・急病などや通院・官公庁事務手続きなどの用件の間)の一時預かりなどを行う短期緊急保育を行うなどのサービスを行っていますので、子育て中の家庭は要チェックです。

午後は会派総会。予算特別委員会の副委員長として小林タカヒロさんを推薦することを決定いたしました。適正な議事運営(これが相当重要であると考えています。例えいい施策であっても、いいかげんな議論・運営のもとに出されたものでは正当なものとはいえません)のために力を注いでいって欲しいと思います。

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2004.3.2 (火)

「SECURITY SHOW 2004」

東京ビックサイトで開かれている「SECURITY SHOW 2004」に参加。防犯関連商品の大見本市です。最先端の防犯機材(携帯型ではなく、設置型が主です)を確認してまいりました。企業向けのものが大半なのですが、例えば防犯カメラの最新型機能を体感したり、あるいは家庭用機材の金額を確認したりなど大変有意義な展示会であったと考えています。今回審議される予算案では防犯カメラや防犯フィルム(窓に貼ります)、防犯灯などの購入に助成する経費が計上されていますが、これに限らず現実味のある防犯対策論議をしてまいります。

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2004.3.4 (木)

第一回定例会

今日から平成16年第一回定例会が始まりました。平成16年度の予算案審議を中心に多くの議案審議が行われます。約一ヶ月の会期、緊張の連続です。

本日は代表質問。各派の代表者が区政に関しての質問・意見を行政にぶつけると言うものです。予算を審議する今議会では各派幹事長が壇上に立ちます。ベテランぞろいですから、ものすごい迫力に圧倒されました。

ちなみに、平成16年の第四回定例会で私が質問した内容(区庁舎などの建て替えについて)とほぼ同じ内容の質問が自民党から出され、かなり前向きな答弁が区長からありました。自分の時はそこまででもなかったので、複雑な気分です。提案が前進したのは確かなんですけどね。

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2004.3.5 (金)

定例会二日目

一般質問の続き、議案の委員会付託、そして予算特別委員会の設置が行われました。

予算については全区にまたがる案件ですので、特別委員会を設置し、そこで議論します。とはいえ、議員全員参加の委員会ですから、私も参加します。
委員長・副委員長の人事は、自民党の松岡委員長、そして私ども「未来の渋谷」の小林タカヒロ副委員長と決まりました。適切な運営に力を尽くしてもらいたいですね。

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2004.3.7 (日)

文化祭

上原社会教育館で地区の文化祭があり、無所属の平田議員とともに見学に行ってきました。
芸術あり、工芸あり、ダンスにウクレレ演奏、さまざまなサークルが一年の成果を発表していました。子どもも多く賑やかな雰囲気を楽しんでまいりました。
お茶もいただきました。こう見えて、すこーしだけ心得があるんです。流派が違うのでちょっと戸惑いましたが、雰囲気を楽しめたのでよかったです。
足がしびれなければ。なかなか立てず、平田議員に大笑いされてしまった・・・

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2004.3.8 (月)

予算特別委員会

予算特別委員会が開かれました。本日は説明ということで、各部長から担当する部署の予算概要説明を受けました。
10時から議場に集まり、休憩を挟んで16時まで・・・延々説明を聞くのは正直つらいことでもあります。一つ一つの数字を見て、確認して、説明をメモる。大変な作業です。とはいえ、自分の所属する総務区民分科会(企画部・総務部・区民部ほか)以外の予算についてはなかなか検討する時間も機会も取れません。全体像を知るための貴重な場であるので、一心不乱に(?)説明に聞き入りました。

もう少し「聞かせる」説明だとありがたいんですけどね。

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2004.3.9 (火)

補正予算案

午前中から総務区民委員会。補正予算案について説明を受けました。補正予算は他の委員会に関わることもありますので、説明聴取後各委員会で関連質疑が行われ、それが終わってから総務区民委員会に戻ってきます。
その間、総務区民委員会では他に付託を受けた条例を審査します。本日取り扱ったのは以下の条例です(条例名は略称もあり)。

  • 渋谷区附属機関の条例(附属機関の新設および廃止)
  • 職員休暇条例(「妊娠初期休暇」→「妊娠障害休暇」に変更)
  • 職員手当条例(職員の退職手当の減額)
  • 手数料条例(「食品衛生法施行令(国)」および「屋外広告物条例(都)」の見直しに伴う規定整備)
  • 本人確認条例(住民票自動交付機設置に伴う規定整備)

規定整備などが主なので取り立てて深い議論を行うことはありませんでした。議決機関としてのルーチンワークといったところでしょうか。

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2004.3.10 (水)

条例審査

総務区民委員会において条例審査の続き。

  • 補正予算(2年度にまたがって使える「繰越明許費」の設定))
  • 安全安心条例(地域防犯体制の強化など)
    その他、報告事項、議員提出議案の審査。

安全安心条例について、体制・情報漏えい防止などについて議論がありました。犯罪情報などの収集は必要性も高いものの誤報等の取り扱いが難しいものです。区はしっかりとした体制をつくって区民の安全に寄与して欲しいと考えます。

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2004.3.11 (木)

総務区民分科会

予算特別委員会の総務区民分科会が始まりました。企画部・総務部・区民部・収入役室等の所管する予算についての審査です。

予算の審査では質疑という形でさまざまな疑問・先例・詳細や見通しの確認・要望や意見を言うことができます。幅があってなかなか面白いです。質疑を受ける部課長の皆さんには苦労をかけるところもありますが、役所と議会の適度な緊張関係が区政には必要であると考えています。

予算委員会は当分続きます。この日記ではいちいち報告することはせずに、大まかな議論をまとめて掲載していこうと考えています。

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2004.3.12 (金)

会派総会

予算委員会総務区民分科会の質疑を前に会派総会が開かれました。今の時点での審議の様子などを各分科会ごとに説明・報告を行い、質疑を受けるのです。
今の渋谷区議会では、民主党中心に無所属議員と7人の会派を作りましたが、少数会派や無所属議員と違って各分科会に一人以上委員がいますのでそれぞれの動向が手に取るようにわかるのが大変大きなメリットになっています。

予算の審査後、夕方からは民主党渋谷区支部の常任幹事会。政党の役員会ですから、おのずと議題は党勢拡大、特に夏に予定されている参議院議員選挙について、熱のこもった議論が展開されました。
今回民主党は東京都選挙区(定数4)で2名の候補者を擁立することになっていますが、2名目の擁立が遅れたので活動も出遅れてしまいました。どうやって巻き返すのか、できるところから進めていこうというのが大方の合意となりました。
政党所属の地方議員が無所属議員と違う点として、国政・都政・区政と連携を取って活動できることも大きなポイントです。今後もしっかり取り組んで、区政に反映させていきたいと考えています。

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2004.3.19 (金)

卒業

中学校の卒業式が区内の区立中学校で行われました。私は地元の上原中学に伺いました。
平成生まれの卒業生に圧倒されたのもつかの間、厳粛な雰囲気につつまれ、地域のかたがたとともに心の底から卒業を祝うことができました。合唱などは感動的で思わず貰い泣き・・・
卒業生たちが大人になったとき、「やっぱり渋谷でよかった!」と感じられるとうれしいですね。俺もがんばろう。

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2004.3.21 (日)

オペラ「ラ・ボエーム」

渋谷シティオペラの「ラ・ボエーム」を鑑賞。区民の有志が組織した団体で、手作りでの公演です。渋谷区も応援しているところで、文化都市渋谷の一つの顔として活躍しています。

前回の「椿姫」に続く公演とあって、なんと原語(イタリア語)・字幕つきの演奏!やってみるとわかりますが、イタリア語は比較的歌いやすい言語の一つではありますが、巻き舌や子音の表現などなれないと難しい部分もあります。その中で、団員の皆さんも十分に練習をなさったんでしょう、聴き応えのあるすばらしいステージになっていました。次回は日本語版のようですが、また原語にチャレンジして欲しいと思います。なんといっても雰囲気が違うんです。半年という期間ですばらしいステージを作り上げた団員・関係者の皆様方に心から拍手を送りたいと思います。

しかし、気になったのは渋谷公会堂の音響性能の悪さです。自称「音楽族議員(?)」を名乗る私としては、音楽文化の中心である公会堂にはもっと十分な設備を整えて行きたいと企んでいます。

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2004.3.23 (火)

水村君

4時に起き、朝一で所沢へ。何人もの逮捕者を出した所沢市議会の補欠選挙に立候補を予定している「水村あつひろ」予定候補者の応援に行ってきました。
水村君は30歳。クラブデモクラッツで一緒に活動をし、私の選挙のときに手伝ってくれた人物です。少し堅物すぎるところはあるものの、本当にまじめでいい人物です。なにより、20代半ばでリストラにあい(会社の業績不振・業務縮小)、ハローワークなどで職探しに苦しんだという体験から「本当に人にやさしい政治をしたい」という彼の純粋な思いは強固なものがあります。
絶対に当選させたい友人です。何回か所沢に行き、少しでも手伝ってこようと思っています。なんといっても、いい政治家を作ることは日本の将来を立て直すために必要なことですから・・・

午後、渋谷にとんぼ返り。会派総会、総務区民委員会と立て続けに会議を持ち、心身ともにかなり酷使した一日になりました。

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2004.3.25 (木)

これがまた、大変な一日でした。

小学校卒業式

10時から小学校の卒業式。母校・神南小学校に行き、40人弱の卒業生を見送ってまいりました。自分の卒業した体育館(統合によって名前は変わりましたが、校舎はほとんど変わりません)ですから、少しばかりこみ上げるものがあります。いろいろ思い出しました。

会派総会

12時から会派総会。各議案や陳情などについて各委員会での議論の報告を受け、対応を決めます。質疑も行われ、ここでの話が委員会の補充質疑の場で質問することになります。
陳情などについてもどのレベルで回答をするか、どこまで譲歩するか(というかどこまで交渉に応じるか)ということについて割りと細かく決めておきます。委員会における決定前の最後の会議ですから、ある程度の裁量権を委員に確保しないと交渉ができないのです。

会派総会が終わったあと、議会運営委員会や幹事長会などでの打ち合わせをまっていよいよ各委員会が始まります。残念ながら、今回「未来の渋谷」が提出した意見書については3本(「年金改革」「DV防止法改正」「食肉の安全確保」正式な名称ではありませんが)とも取り下げをせざるを得ない状況(渋谷区議会では、全会派一致しないと意見書は出しにくい)のようです。自分が中心になって取り組んだ意見書案だけに、大変残念な思いです。

特別委員会

各会派間の調整が終わり、特別委員会。今回の議会では特に重要な案件もなく、平成16年度の活動方針などについて確認するに留まりました。

常任委員会

つづいて常任委員会。これからが本番です。「本決定」といい、各議案について補充質疑→討論→採決という段取りで粛々と決定が行われていきます。補充質疑では先ほどの会派での質問事項について質し、その後討論・採決に入ります。各会派が順に賛否および意見を表明し、その後多数決によって決定が行われます。今回の議案では反対するほどのものはなかったので、懸案がある場合にのみ意見をつけて賛成を致しました。若干問題があると思われるのは「安全・安心でやさしいまちづくり条例の一部を改正する条例」で、犯罪に関する情報の取り扱いについて意見を付し、行政側に注意を喚起いたしました。
ちなみに、ここでの意見表明が「委員長報告」という形で本会議にて報告されます。ですから、発言にはずいぶん気を使います。

共産党から提出された議員提出議案については、個人的には方向性に理解ができるものもあったものの(例えば、日額旅費等議員の待遇については検討を加える余地があると考えています)、議論が深まっていないため賛成するには至らずに終わりました。適切な議論を経ているのならともかく、いきなり条例として提出する手法には同意できません(日額旅費の話ならば、議会運営委員会で議論するのがスジだと考えます)。
陳情に関しては「じん肺」に関するもののみを意見書として取り上げることに全会派一致して決めました。
以上の議論が大体2時間くらい。全ての議案・陳情を審議・採決し、委員会は終了です。
一旦休憩で控室に戻りましたら、芦沢・岡野両議員の様子がオカシイ。話を聞いてみますと、年金に関しての陳情について戦っているという事です。年金に関しては国に対して早急な改善を求める意見書を会派として提出しているところですが、どうやら取り下げをせざるを得ない状況に追い込まれているので、連合さんから提出された同趣旨の陳情への対応を少しでも良くしようとタフな交渉をしているようです。
結果からいいますと、若干ですが自民・公明・共産から譲歩を勝ち取りました。こういう交渉は経験がモノを言います。新人の私には想像もつかないようなやりとりがあったようです。うーん、勉強しなくては。
副議長・幹事長を中心にうちの会派は頼りになるメンバーがそろっています。ありがたいことですね。

予算特別委員会

6時過ぎに予算特別委員会・総務区民分科会が開会。これは補充質疑のみ。常任委員会の委員長報告と同様に、今までの議論のうち一部が「主査(分科会の長を「主査」といいます」報告」にて報告されることになります。
私が会派の代表の一人としてこだわったのは「海外都市調査事業」です。職員3人、議員7人をトルコ他ヨーロッパ諸国に派遣しようと言うもの。トルコとはイベントなどを通じて友好関係があり、さらに友好を深めるという理屈はわからないでもないけれども、じゃあ行き先はトルコだけでもいいだろう。それに加えて他の都市も行く(しかも現段階で行き先未定らしい)、というのだからそれなりの理屈や経緯があるはずですが、今までの経緯を聞いてもトルコの話しか出てこない。結構な金額を使って派遣調査を行うと言うんだから経緯や目的がはっきりしてて当たり前だと思いますが、聞いてもまともな答弁が出てこないのは納得がいきません。
「○○という経過で、○○の意義があるから○○に派遣する。達成目標は○○。具体的には○○を派遣して、○○で○○をし・・・(わかりづらくてすみません)」という形で納得できるプレゼンでもして欲しい。そうでないと茫漠として議論すらできない。
さらにキビシイのは、議員の分の予算も計上していること。議会は長を中心とする執行機関とは一線を画しているはずです。本来であれば議会に関する予算については事前に議会に対して相談なりがあってから予算編成が行われるはずですが、この件に関してはほとんどの議員は寝耳に水。「議員は企画部の使いっ走りか?」と言う声も聞こえてきます(所管が企画部なのです)。これについては予算自体が議会への投げかけ(提案)であるというような答弁があったので矛を収めましたけど、どうも「議会軽視」という印象が拭えません。この提案に乗る乗らないは議会運営委員会などでの議論になるようなのですが、ちょっとまとまりにくいと思います。

「下種の勘ぐり」であればいいのですが、今回の事業が議会・職員それぞれの「海外視察(派遣研修)」をなし崩しに達成しようとするものであるように思えてなりません。
一応はっきりさせておくと、個人的には議会の海外視察、職員の海外派遣研修、どちらもしっかりとした枠組み(意義・目的、成果物、明朗会計?など)であれば賛成するところです。百聞は一見にしかず、経験や体験は貴重だと考えている(だからインターン学生なども受け入れています)ので、厳格な枠組みをつくったうえで、財政状況が許すのならば推進すべきだと考えています。でも、今回の件は枠組みがきっちりしているとは言い難い。ほんと、「下種の勘ぐり」であればいいのですが・・・
今後の議会内部での議論ではっきりするでしょう。

予算案そのものに関しては賛成。納得できないところもあるが、前進した部分の方が多くあると考えます。区長は長く行政で活躍していただけあって、行政手腕は高いと思います。だからこそみんなが本当に納得できるような方法論や形式で進めていただければありがたいんですが。

ということで、9時近くまでかかって終了。ずっと緊張し続けているわけですから、どっと疲れが出てきました。しんどい一日でした。

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2004.3.26 (金)

「健康渋谷21プラン」

地域保険推進協議会に出席。医療関係者(医科・歯科など)、有識者、地元代表者などが集まって、「健康渋谷21プラン」他の議題について忌憚のない話し合いを行いました。

身近な「健康」というテーマだけあって、活発な議論が行われました。私も医療関係者の端くれ(?)として、予防医療へのダイナミックな転換を目の当たりにしてさまざまな思いを持っています。今後の推移を見守りたいと同時に、いろいろと提言をしていきたいと考えています。

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2004.3.29 (月)

予算特別委員会が開かれました。

各分科会での審議の内容を主査(委員長)が報告し、その後各会派の討論、採決と言う流れです。
今回の会派討論は諸事情から見送ることを選択しました。残念ですが、非常にデリケートな問題が絡んでいるので仕方のない選択であったとだけご報告いたします。

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2004.3.30 (火)

会期終了

最終本会議。今までの委員会での審議を元に、各議案を議決します。

よく頂くのは、「議会はセレモニーですね」という感想です。傍聴者から見ると「筋書き通り」の展開に見え、議論も何もないじゃないか、という思いをもたれるのかもしれません。報告、討論、採決が淡々と行われますからそう見えてもおかしくはありません。

実際には、ほとんどの審議、議論は委員会やその前の会派間の議論、そして会派内での議論で行われます。本会議という区議会の最終の場で問題が起きたら取り返しがつかないからです。難しい話ですが、執行機関に対する議決機関の役割を考えると、まあ当然のことでしょう。この辺りは国会と性格を異にしています。

とはいえ、ハプニングもまま起こります。ですから緊張感が漂っていますし、神経使います。無事に終わりましたけれども、なかなか疲れる一日ですね。

今日で会期は終了。6月議会に向けての準備に入ります。その前に収支報告、視察準備と忙しい日々が続きます。

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鈴木けんぽう(shibuya@s-kenpo.jp)
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