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03年 09月の活動日誌

更新日: 2004/01/12

2003年 09月


2003.9.1 (月)

防災訓練に参加しました。
代々木公園の野外音楽場前の広場に、各町会及び関係諸団体があつまって大災害に備えた連携や対処の訓練を行うのです。

初期消火活動災害補助犬
(左)町会で力をあわせ、初期消火に励む(右)災害補助犬も登場

起震車や煙体験、放射性廃棄物(!)の回収実演や事故車からの救出など盛りだくさんのメニューで行われました。私も煙を体験し、2メートル先が見えない状況の中で煙に巻かれることの恐怖感を味わいました。

煙体験ハウス

関西大震災の例を持ち出すまでもなく、日本は常に大災害の危機に瀕しています。いざというときのための訓練、大切です。特に、先日のNYでの大停電の時には、大都市の脆弱性があらわになりました。当たり前のことですが、日ごろから防災意識を高め、緊張感をもってていなくてはなりません。

改めて、インフラを守る方々に対する敬意を表します。

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2003.9.3 (水)

「アクティブ峰の原」視察

区施設「アクティブ峰の原」を視察してまいりました。
スキーで有名な菅平高原にある青少年施設で、一般の方も宿泊できます。保守状況も良好で、一泊しましたが大変快適でした。食事も美味しく、空気は澄んでいる。比較的稼働率が高いのも納得行きます。といっても25パーセント前後ですが・・・区資産の有効活用の観点から、積極的に行事を行い、区民に認知・利用してもらえるように努力することを要望しておきました。ちなみに、9月の後半は「マツタケ狩り」をやるそうです。安く楽しめる行事として人気があるとのこと。これらの行事は区ニュースなどで告知されますので、見つけたらお早めに申し込むことをお勧めします!

ちなみに、庭で「マレットゴルフ」というパターゴルフに似たゲームを体験しました。ホールインワンも出たりして(金井副議長)、結構アツくなります。杭や壁などのトラップもあり、コースがなかなかひねくれていて(?)楽しめました。
 

峰の原から13時に戻り、15時からはインターンに地元政治活動のレクチャーをしました。私達政治家は単に票のために政治活動を行うわけではありません。人々の声を聞き、問題点を見つけ出し、生活に即した政策を実現していくために大変重要な活動だと考えています。2時間余りの間、政治活動の意義から方法論まで徹底的に説明を致しました。
レクチャーは面白いもので、自分で説明しているうちに「ああ、こういうことを自分は考えているんだな」という発見があります。教え、教えられ。インターンを受け入れたことで自分も日々成長できているように思います。

複眼視点

夜は、「私には夢がある」社のセミナーに参加。今度は教えられる立場になり、神田昌典氏のセミナーに出席しました。神田氏は「あなたの会社が90日で儲かる」等の著書を持つマーケティング業界の超有名人。私も以前からかなりのファンで、お目にかかれるだけで興奮してしまいました。
内容は、神田氏の生活観、人生観など。論理的に説明していくところはさすがだなあと思いつつ熱中して聞き入ってしまいました。
え? 「何でマーケティングなんか勉強するのか」って?
政治は一面的な見方だけでは成り立ちません。さまざまな考え方を撚り合わせていく必要があります。ですから、私は単に政策を研究するだけではなくて、ビジネスや文化、心理学など複眼的な知識・経験を持てるよう努力をしたいと思っています。

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2003.9.4 (木)

飲み会企画

18日の木曜日に、鳩山由紀夫さんをゲストに飲み会をやろうと考えています。
その企画についてインターン生や片山ひろし荒川区議と知恵を絞ってまいりました。

普通の方が政治家と会う機会ってほとんどないですよね。実物の政治家ってフツーの人ですし、言われているほど「違う世界」でもないんです。そんな雰囲気を肌で感じ取ってもらえるような、気軽な会にしたいと思っています。

まだ固まっていないのですが、日もないので告知をしてしまいます。

日時:9月18日(木)19時〜21時(確定)
場所:新宿野村ビル49階LIVING BAR(確定)
会費:社会人5000円、学生3000円(予定)
ゲスト:鳩山由紀夫前民主党代表、浅尾慶一郎参議院議員、他(予定)

どうぞ、お気軽にお越しください!

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2003.9.5 (金)

会議は踊り、かつ進む

午前中からインターンと一緒に会議三昧。
昨日お話した「飲み会企画」について、広報などを詰めておりました。
インターン3名が話し合った内容について、私にプレゼンを行ってもらい、私がアドバイスをした上で進めていくという形式をとったのですが、初めてのプレゼンにも臆することなくきっちりとまとめてきました。内容や表現方法には稚拙さが否めないものの、学生のアイディアの詰まった案を提示されたことには素直に驚きました。期待以上の結果を出してくるのですから、学生のポテンシャルは侮れない。しかも楽しそうだし。
学生は経験を素直に力に変えていきます。私も頑張らないと。

呉越同舟

夕方は鴨志田リエ目黒区議会議員のパーティ・・・に行きたかったのですが、インターンに代理出席してもらいました。あとから聞いたら有名なフードコーディネーターさんが手作り料理を提供、コントあり、民謡あり(佐藤としのぶ板橋区議)、応援団?あり(新井よしなお町田市議)の楽しいパーティだったようです。くぅ、うらやましい。
私自身は東京7区総支部の大会に出席。中野サンプラザで行われたのですが、現地に行ってびっくり! 隣の部屋では自民党の衆議院予定候補の会合、そして社民党の会合が行われていたのです!!! まさに選挙直前、呉越同舟といった趣です。
今回の議案では新人事が決まり、私も幹事に選出されました。「支部の規模が拡大しているので、機能的な組織を構築していきたい」「各行政区支部(渋谷・中野)との連携をさらに緊密にしていきたい」などの抱負も温かく受け入れていただきました。
民主党の一員として、政権交代に向けた取り組みにもしっかり取り組んでいきたいと思います!・・・とはいえ、パーティも行きたかったです・・・。

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2003.9.6 (土)

「Seed Age Forum」

LACAさん主催の「Seed Age Forum」に出席。「業種、セクター(産官学民)、世代を超えた社交の場を作り、友好の輪を広げよう。」という思いから始まったというこの交流会は、今回は「新社会と政治への提言」ということで政治を題材にディスカッションを行いました。
私も一参加者としてさまざまなテーマで発言をしましたが、皆さんの関心が広い広い。国際交流から、ネットワーク、選挙や広報、公務員組織、教育、NPO、挫折と経験・・・壮大な「ブレインストーミング」といった様相です。いやぁ、面白かった!

夜は地域住民の皆様の会合に出席。地域コミュニティの再生は複雑な都市問題の解消の糸口の一つです。今後も地域の皆さんとともに考え、行動していきたいと考えています。

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2003.9.7 (日)

身近な危機

消防団の点検がありました。
消防団が日ごろ行っている訓練・活動を披露し、確認していくというものです。

関東大震災から80年。地震だけでなく、台風などによる風水害、雑居ビルなど繁華街での火災など、日本は他の国に比べてもかなり災害と「隣り合わせ」だ、とのスピーチが、ながつま昭衆議院議員からありました。全くその通り、いつ危険があってもおかしくありませんから、防災は日ごろの備えが重要だと痛感しています。
地域と行政が手を取り合い、さらなる安全・安心を目指して活動して行きたいですね。

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2003.9.8 (月)

[視察]二の平渋谷荘

朝から箱根へ。二の平渋谷荘の視察。
ここはなんと! 稼働率80%(人数で考えても60%弱)を誇る施設です。人気も高く、倍率は年平均で1.5倍。年末年始には10倍を超えるということです。素晴らしい。
素晴らしいのですが、「保養施設」という観点から見ると、難しいなぁ、と思います。昭和47年に建てられたときには確かに「交通戦争」「ゴミ戦争」などの都市問題が爆発した時期で、「都心から離れた安い保養所が欲しい!」との区民の要望から建築がなされたと聞いています(区民総合体育館の建設も望まれていたのだが、保養施設が優先された)。
時がたって、現在では、利用者一人当たり6000円が結果的に補助されている計算になります。利用料金の2倍にも及ぶこの「実質的な補助」が必要かどうか、改めて検討しなければいけない時期にきているような気もします。少なくとも運営コストをさらに下げる努力は不可欠でしょう。

とはいうものの、フロもメシもサイコー! 余計なことは考えないで、是非利用してみてください。区在住・在勤の方が申し込みをすれば誰でも使えます。詳しくは区のサイトをご覧下さい。
 

夕方にはトンボ帰りで民主党東京都連の大会に参加。選挙を意識したアピールが相次ぎました。
嬉しかったのは、活動方針において、青年活動との連携が掲げられたところ。「DPJリーダーズスクール」と名を示して協力体制をつくることを取り上げたのは、大変な前進であると思います。今後もしっかりと活動を進め、新しい政治状況の構築に力を注いでいきたいと思います。

その後、若手の仲間で2次会へ。政治から身近な話題まで幅広く意見交換を行いました。とはいえ、やはり選挙が一番の関心事。総選挙や選挙対策に多くの時間を費やしておりました。まあ、政治的な基盤がないですから、どうしてもそうなってしまいますね。

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2003.9.9 (火)

町田市議会傍聴

プチ視察ということで、町田市議会の傍聴に行ってきました。お目当てはライバル(?)である、新井よしなお町田市議会議員の一般質問です。
結論からお話をすると、めちゃめちゃ勉強になりました。新井君の質問もさることながら、渋谷区議会と全く違う!! いやー、これほどまでに違うのか、とびっくりしました。
違う点を簡単にご説明すると・・・

1)時間が違う
渋谷では会派に対して時間が与えられます。大体一人頭5分、それ以外に会派の基礎時間が30分、あわせて何分が会派の持ち時間になる、という考え方です。ところが、町田では一人当たり1時間!(答弁含む)が与えられ、その範囲内でいろいろなことを質問できるようになっています。
2)人数が違う
渋谷では会派から毎回代表質問一人、一般質問一人ぐらいがせいぜいで、定例会ごとに6〜10人くらいが質問に立つ計算になります。日数では2日くらいで終わります。
町田ではなんと25人前後!(議員定数は36)、たっぷり4日間かけて質問を行います。内容もさまざまで、各議員の個性が出てきます。
3)質問の形式が違う
渋谷では再質問まであわせて3回まで壇上に立つことが出来ます。ところが、町田では持ち時間1時間の範囲内で何度でも再質問できることになっております。また、再質問は自席で出来るようになっており(マイクが席についている)、対話形式がいっそう強調されます。
4)配布資料が違う
渋谷では質問の項目のみを書いた紙が傍聴者に配布されます。町田では、質問の要旨まで、それも結構突っ込んだ内容まで書いたものが配布されます。

特に、質問のボリュームが全く違いますね。毎回一時間・・・余りの違いに唖然と致しました。本当に、他の議会を見るのは勉強になりますね! 期間が重なっていてなかなか難しいのですが、他の議会を勉強する機会をどんどん作っていきたいと思いました。

夜は党本部青年局で会議。総選挙の日程にもよりますが、秋は企画をバンバンやる予定です。組織改変も行われ、私はクラブデモクラッツ(民主党の友好ボランティア団体)の全国幹事に再任、クラブデモクラッツ東日本世話人会(新設)の世話人に選出されました。

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2003.9.10 (水)

ご感想を!

終日議会周辺で調査&事務整理。9月25日より開かれる第3回定例会に向け準備を進める一方、9月18日の党本部青年局飲み会企画も進めなくてはなりません。調整および検討に頭を使いました。
さて、このサイトですが、おおむね一日40人、一月1000人強の方にごらん頂いているペースで安定してきました。皆様方の声がこのサイトを、そして【鈴木けんぽう】という議員を育てていきます。ぜひお気軽にご感想をお寄せ下さい。

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2003.9.12 (金)

笑顔こそ財産

午前中、総務区民委員会に出席。9月25日より第3回定例会が開かれるのですが、これに向けての日程の詰め、および都区財調※についての報告聴取を行いました。

※都区財調・・・23区それぞれの収入と支出を算定し、不足が見込まれる分を東京都が「交付金」という形で支給する制度。渋谷区は昨年に続き不交付。港区が新たに不交付団体となりました。

日程調整の過程で提出が予定される議案が示されました。詳しくは区議会動向のページで述べたいと思います。

昼、会派総会。議案についての検討、審議される陳情の説明、本会議質問の担当の決定・内容の検討、決算特別委員会の人事案づくり、議会運営上の諸問題(幹事会で検討されます)について各会派提案内容の説明、などが足早に行われました。こちらはおいおいご説明してまいります。

午後、敬老大会出席。平成14年3月末にはすでに65歳以上の人口が3万4千人に達し、区民のおよそ18パーセントに達しています。高齢化による政策の変化は渋谷区においても重要な課題となっております。長期的に考えた施策展開をしていかなくてはなりません。
本日お目にかかった皆さんはみなお元気そうでした。心身にわたる「健康の維持」が高齢者福祉の眼目になっていますから、お元気そうなお姿をみて大変嬉しく思いました。

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2003.9.13 (土)

ディベート講習

ディベートの講習会に参加。
ディベートは「ある一つの論題について」「肯定側と否定側に分かれ」「一定のルールにしたがって行われ」「最後に審判によって勝敗が下される」ゲームです。議会での議論に有効かと考え、参加いたしました。

午前中は一通りロジック・プレゼンテーションについての座学。午後は体験研修。テーマは「日本はサマータイムの導入をすべきである」。肯定側と否定側、それぞれの立場に立ってゲームを行いました。いやあ、難しい! 相手の意見を聞き、穴を探して論理的に攻撃する。攻撃されたら弁護する。言葉で言えば単純なのですが、瞬時に判断して論理を組み立て、そして発言するのは骨が折れました。

本日の講習会を通じて自分の弱点、そして補強すべき方向が見えたような気がします。意識して訓練していきます。

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2003.9.15 (月)

福岡へ

福岡にて活動している楠田大蔵君の応援。28歳ながら、「民主党衆議院福岡第5区総支部長」という肩書きでがんばっている仲間です。
27歳の小山くにひこ府中市議会議員とともに、20代3名で福岡の方々に世代交代を訴えました。東京では20代の議員が続々誕生していること、しがらみのない立場で改革に向け活動していること、そしてこの流れを全国に広げて行きたい事・・・福岡の皆さんはみな真剣に聞いてくださり、わざわざ車を止め、手を振っていただけるなど多くの方から暖かいご声援を受けることができました。

2日目はテレビの収録(ローカル局)も行われ、私もカメラを向けられました。福岡ローカルでしょうが、知名度が上がるかもしれません(笑)

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2003.9.16 (火)

行動メモ

12時から会派総会。25日から始まる定例会に向けての報告・検討。
13時半から交通問題特別委員会。営団地下鉄13号線の工事進捗状況などについて、営団の方々との意見交換会。
16時からインターン生と会議。18日のパーティ企画について、細部の詰め。
19時からクラブデモクラッツ会議。確実になってきた衆院選に対し、民主党青年局・クラブデモクラッツとしてどのような対応が出来るのか検討。

会議の合間にたまっていたメールの返信。結果的にはタイトな一日。

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2003.9.17 (水)

補選?

ここ数日間、めちゃめちゃに忙しい日々が続きます。

午前中、18日に行われるパーティの準備。

午後2時、国民健康保険運営協議会。平成14年の事業概要について報告を受けました。私は医者を祖父に持ち、医療ならびに保険制度の重要性は染み付いています。その一方で、様々な問題点が出てきていることもよく承知をしております。委員の一人として精一杯運営に力を尽くして行きたいと思います。
複雑な制度ですから、しっかりと勉強しなければなりません。

4時、ITによる地域コミュニティの再生について、ある企業の担当者から説明を受ける。技術革新がすさまじい業界ですから、積極的に研究して、区政に取り入れていかねばなりません。

6時、民主党渋谷区支部の常任幹事会。にわかに現実味を帯びてきた解散、そしてそれに伴う都議補選(!)についての検討が行われました。矢部都議(自民党)が衆議院議員選挙に出た場合、定員2名丸々欠員になり、都議補選が行われます(おそらく衆院選から1〜2週間後)。ぜひとも候補者を擁立して議席を獲得したい! のですが、あるかどうか判らない補選、しかも短期決戦ということで、難航しています。うーむ。

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2003.9.18 (木)

「GATHERING U-40」

クラブデモクラッツの懇親パーティ、「GATHERING U-40」が開かれました。私は幹事としてほぼ一切を取り仕切り、当日は司会を務めるなど力を入れていたのですが、予想を上回る人数でしたのでほっとしています。

菅伸子・代表夫人と
菅伸子・代表夫人を招いて歓談

現在の「政治離れ」を食い止めるには、政治がオープンになり、有権者と同じ目線で対話ができるような機会を作っていく必要があると考えています。各地でタウンミーティングなどが頻繁に開かれるようになったのはその表れですね。
今回のパーティは「リラックスしての交流」を目指しています。きれいな夜景をバックに政治関係者と一般の参加者が交流をすることで、新しいネットワークが広がっていくのです。今後も月に一度くらいのペースで開催しようと予定しています。

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2003.9.19 (金)

総務区民委員会

総務区民委員会がひらかれました。
補助金事務の点検調査結果報告、パブリックコメント実施結果報告、総合防災訓練の実施報告を受けました。

補助金事務については、都市整備部の補助金問題に関わって、全事業について補助金事務の問題がないかの調査です。結果としては問題は見つからなかったわけですが、計354事業にも及ぶ調査をしっかりとやることによって区民の信頼は回復されるのです。その意味で、これだけの調査を行った区の姿勢は評価できます。
パブリックコメントは今回上原中学改築計画について実施されました。結果としては6名・23件の意見が提出されたとのこと。制度自体、あるいは告知について更に検討することによって有効性をます必要があることを指摘いたしました。
防災訓練については、サイレン・放送が私の家ではほとんど聞こえなかったことから、町の変質に伴って放送設備などを再検討する必要があることを指摘いたしました(うちは山手通りをはさんで富ヶ谷小学校の向かいのマンションの上層階です。周辺にはうちよりも高いマンションがどんどん建設されている、という状況です)。
総務区民委員会には消防団所属の議員も多く、活発な議論・検討が行われました。

住民代表の一人として、今後も身近な視点での提言を続けていきたいと思います

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2003.9.20 (土)

本多平直氏の応援

埼玉県熊谷市周辺でがんばっている衆議院議員予定候補、本多平直氏の応援に行ってまいりました。本田氏は枝野幸男衆議院議員の政策秘書として活躍してきた方で、私にとってはよき先輩であり、政策的な師匠の一人(とはいえ、ずいぶん違うところもあり、何回か議論しました)であり、民主党の若手ホープの一人でもあります。

現地で街宣をしつつビラ配りの予定だったのですが、残念ながら強い雨。事務所内で名簿の整理やポスターの裏張り(両面テープを張る作業)をやっていました。どこまで力になれたかはわかりませんが、少しでも恩を返せたら嬉しいです。

作業中、小泉氏の自民党総裁再選が報じられました。票の出方などを確認すると、まさに「終わりの始まり」という感があります。このあたりはコラムか何かで書きたいと思います。

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2003.9.23 (火)

New Generation参加

立教大4年の相原君がやっている「New Generation」に参加しました。政治に関心のある20代の交流会で、100名近くの大学生、社会人、政治家、秘書、などなどが集まりました。
この集まりのすごいところは党派を超えてしまっている点。といっても無党派というわけではなく、自民党も民主党も自由党も無所属もみんな「ゴッタ煮」状態になっているのです。ものすごく刺激的。ちょっと口論チックになることもあるけれども、みんな前向きで、行動的で、野性的(?)でした。
若い世代のネットワーク、意見交換を通じて新たな政治スタイルができてくるのだと考えています。

帰りがけ、TOKYO15(民主党東京の20代地方議員の集まり)の仲間と居酒屋で話し合い。柔らかーい話から、入札制度を始めとする政策、政務調査費のあり方などの議会問題まで、幅広い話題で盛り上がりました。

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2003.9.25 (木)

区議会

本日より議会が始まりました。10月20日まで26日間、決算の審議を中心とした各議案が処理されます。主な議案は「区議会動向」をご覧下さい。

今日明日の2日間を使って区政に関する一般質問が行われます。要は区長に対して色々意見を言ったり、提案したり、各事業の現状などを質問したりする機会です。本日の2番手が私たちの会派「未来の渋谷をつくる会(民主党を中心にしたグループ)」のハセベケン議員で、会派を代表して40分弱の質問をしました。
前回の私の質問もそうですが、私たちの会派では割と「提案型」の質問をやろうとしています。「あれはいい、これはダメ」ではなくて、「ここをこういう風に変えよう」というのが提案型です。ハセベ議員の質問はまさに提案型。題名からして、「7つの提案」ですから!

詳しい内容は、いずれハセベ議員のHPで公開されると思いますが、彼の得意分野「NPO活用による地域づくり」が前面に出た実践的な提案になっています。残念なのは、彼が作ったプレゼン資料が活かせなかった事。プレゼン的に資料を事前配布しようとしたのですが、他会派の理解が得られず実現が出来ませんでした。ハセベ議員は相当不服そうでした。まあ、蹴られた理屈もわからないでもないのですが、こういった点も少しずつ変えていきたいと思います。
とはいえ、ハセベ議員は「提案します」と言ってしまっていて「いかがお考えでしょうか」「質問します」「所見をお願いします」などの質問スタイルになっていなかったために、ブツブツ「質問じゃないから、区長は答えなくていいんだぞ!」とか野次飛ばしている議員もいました。その辺の制度、というか建前もしっかり学んだ上で変えるべきは変える。そういう姿勢が必要だと改めて痛感しました。

ちなみに、ハセベ議員のトップの写真は私が撮影していたりします。上手く撮れていて嬉しいです。

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2003.9.26 (金)

実に長い、長い一日でした!

本日は議会が開かれ、一般質問、議案の付託(所管委員会にて事前審査するための手続き)、決算特別委員会、そして総務区民委員会、が行われました。

時系列に沿って。

13時、本会議開始

一般質問には私たちの会派から小林タカヒロ議員が登壇し、子育て支援や中小企業対策など4点を区長に質問しました。つつがなく終わり、また区長からも前向きな答弁を引き出すなど、大変に満足できる内容でした。ほっとしています(?)。
詳しくは10月中に公開予定の「未来の渋谷をつくる会」ホームページにて公開予定です。
その後議案の付託が行われ、区議会全員による決算特別委員会の設置が決定され、暫時休憩。

決算特別委員会

本会議の休憩中、決算特別委員会が開かれます。
冒頭、正副委員長の互選が行われ、委員長には私たちの会派から薬丸義朗議員が、副委員長には自民党の斉藤議員が選ばれました。

本会議再開

本会議が再開され、決算特別委員会の正副委員長が報告されました。
その後、「区長給与の特例に関する条例」が審議されることになり、暫時休憩。

3時、総務区民委員会

付託を受けた条例の審議。いわゆる都市整備部の不適切な補助金の取り扱いに対する区長の処分ということです。私も委員の一人としていろいろ質問しました。
我々の当初からの考え方としては、「納得できるように説明をして欲しい」ということでした。その観点から、例えば「他の区で、区長自ら減給した例は、どういう問題に関して、どの程度減給したのか」という質問をしました。それを基準に今回の条例の妥当性を判断できるからです。
ところが、区長サイドや議会の一部会派は「減給処分は区長が独自に判断すべきで、議会の修正は筋違い」といった主張を繰り返すばかりで、お話にもなりません。こっちは議論や説明の推移を聞いてから賛否を判断しようとしているのに、その意思を逆なでするような発言が相次ぎました。
行政側からは議会軽視ともとれるような発言が飛び出す始末(これに関しては後に謝意とともに補足がされました)。怒り心頭に発しましたが、一応我慢しました。
平行線のまま質問も出尽くし、いったん休憩して会派における報告・意見調整が行われることになりました。

会派総会

会派総会では議論噴出。総務区民委員会の推移を傍聴していた議員からは、「反対すべきだ」との発言もあり、積極的に賛成しようという意見は殆どありませんでした。
要約すると、「議会軽視の傾向」と、「全貌が明らかになっていない」という二つの問題があり、これでは承服できない、というものです。私たちの会派が結成するに当たって目指したことが「議会での議論を活性化しよう」「世間の常識を議会に持ち込もう」ということですから、当然のことです。
私は、「今回の条例はあくまで区長の給与に関する処分であるから、否決に回ることは『処分がいらない』ということになってしまう。委員会では条件をつけて賛成、本会議では欠席したらどうか」と発言しましたが、欠席はたいした意味がないということを指摘されました。議会でのバランス感覚というのは難しいですね。
議論百出、「本会議では拘束せず、個人個人で賛否を決めたらどうか」という意見まで飛び出す状態でした。最終的には委員会での行政側の態度を見たうえで、賛否は委員の判断に委ねる、ということに決定しました。

他の会派が総会をすぐ終える中、議論が長引いた分、我が「未来の渋谷」だけ大幅に遅かったようです。

総務区民委員会

会派で出た意見を元に補充質疑、その後討論、採決という流れです。
私たちの会派は、先述した議会軽視とも取れる発言について質し補足を引き出す、条例についてまだ不明である部分について質しまあまあ納得のいく説明を受けるなど、一通りの懸念事項を聞いた上で、最終的に区長に「全貌が明らかになったとはいいがたい。今回の条例を出すに至った経緯を総括して欲しい」と要請し、一応丁寧な説明を受けることができました。

先ほど書きましたが、会派の最終的な賛否は総務区民委員会の委員(私を含めて2名)に委ねられています。今回は、実質的に私が判断しました。
正直冷や汗がでました。私の決断で会派の行方が左右され、また議会そのものも、ひいては区そのものも大きく動いてしまう。そんな思いがぐるぐると回り、区長の説明を聞きながら相当なプレッシャーを感じておりました。
結果としては、賛成に踏み切りました。総会前の委員会とは全く違い、区側の態度が真摯であったこと。全貌が明らかになったとはまだまだいえないけれども、特に区長の説明が十分に丁寧であったことは、前進だと感じました。さらに、区長が自身に対して処分を科す、それも結構重い処分を科すことは評価できます(確かに部長以下4名が等しく停職2ヶ月なのに、その上司であった当時の助役である区長が減給2ヶ月というのは格差がありすぎますが、これは部長以下の処分の程度に疑問があるということで、区長の処分を重くすべきとは必ずしもいえません。現に「戸籍原簿の紛失」という大きな事件を起こした自治体であっても首長・助役の減給率は今回の条例よりはるかに低いのです)。
とはいえ、議会に対する区側の姿勢、問題解決に対する姿勢や経緯、職員処分の公平性などには全面的に賛成するわけではありません。ですから、討論でも条例にのみ賛成であって、他の部分にはまだまだ問題が多い、改善および解決を望む、という立場を明確にしました。

採決は、共産党を除く各会派が賛成ということになりました。

まだまだ他の会派や行政側は良くわかっていないようですが、「筋の通る議会にする」ということに関して私たちの会派は相当のこだわりがあります。今回も区側が予定調和で条例を提出するのではなく、最初から条例を出した根拠などをできるだけ明確にし、積極的に議会の理解を得ようという姿勢が最初からあったならば、私たちの会派の対応は全く違っていたと思います。

会派総会

委員会での情報を報告した後、またもや議論百出。委員会で賛成したということには了承を頂いたものの、今度は本会議場で賛成討論(希望をすれば、採決前に討論を行い、意見を表明することができます)をして、残された問題についてはきちんと指摘し、「あくまでもこの条例にのみ賛成する」立場を明確にするいうなれば反対型の賛成討論を行うべきである、との意見が出ました。賛成討論自体異例のことですが、反対型というのも異例のことです。
これについては、ぎりぎりまで検討が行われ、原稿の草案も作られ、あと一歩のところまで進みました。ただ、いかんせん30分少々で納得の行くものができるわけもありません。討論は会議録にも載る公式のものですから、十分練っておかなくてはなりません。泣く泣く断念し、今回は討論に立たない事になりました。
前々から立場を決め、それに沿って進んでいく会派と違い、「是々非々」を貫こうとするとどうしても準備する時間が足りなくなります。その辺りが今後の課題ですね。
ともかく、時間切れ。議会運営委員会が開かれ、本会議が再開されることになりました。

本会議

再開した本会議で、まず総務区民委員長から報告が行われました。
その後、討論。共産党と無所属の二人から反対討論が行われ、複雑な思いでみておりました。
討論が終わり、起立採決。自民党、公明党、社会区民連合、未来の渋谷、所属なし議員の一名が賛成し、原案通り可決をされました。
そして、延会。

19時決算特別委員会

本会議後、決算特別委員会が再度開かれました。運営の仕方について説明があり、常任委員会と同じ構成で4つの分科会、そして運営を調整するための理事会設置を決定しました。
そして終了。議会の公式行事はここまでです。

会派総会

終了後、会派総会。次回の質問者の決定、本日の総括、議会での予算要求(こんな設備が必要だ! など)、その他もろもろ。
終わったのは結局8時前くらい。長い長い一日でした。
会社員時代や塾講師時代、もちろんこれよりもっと働く時間は長かったけれども、全く異質の疲れを感じます。延々続く緊張、全力での議論、調整、情報収集。疲れました。私だけなんでしょうか。それとも今日は各議員感じたのでしょうか。
 

手前味噌ですが、うちの会派は面白いです。民主党3人、旧フォーラム(保守系無所属)2名、無所属2名という陣容ですが、本音で議論できる、当選回数に関係なく言いたいことを言ってやりたいことをやれる、その一方で「未来の渋谷を良くしたい!」とか「まともな議会にしたい!」とかの目的に対しては一丸となって対応できる。こういうところが気に入っています。

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2003.9.29 (月)

渋谷選対立ち上げ

午前中から決算特別委員会。一日中数字とにらめっこ・・・
一般会計、特別会計あわせて400ページに及ぶ決算書を前に6時間、各部長からの説明を延々聞いておりました。抑揚がない、淡々とした口調には参りました。どこが山場なのか全くわかりません。もしかしたら、余計な質問が出ないようにする隠ぺい工作か? なんてことは言いませんが、説明する気があるのかどうなのか、不安になってきます。
隣のハセベ議員は決算書をにらみつけ、腕を組んで動きません。寝ているのかと思うと目は開いています。あとで聞いたら、「数字を見ているとアイディアが出るんだよ。NPOとかいろいろ考えてた」ということ。これも一種の瞑想でしょうか。

疲れ果てたあと、夕方からは民主党渋谷区支部の幹事会。ながつま昭議員が出席し、直接の支援要請を受けました。本日は渋谷の選対を立ち上げることになり、私は事務局長に就任いたしました。

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2003.9.30 (火)

総務区民委員会

10時30分、総務区民委員会。
補正予算の審議開始。他の委員会にも関わることなので、いったん休憩して広い部屋に移動して、他の委員会の人もオブザーバーとして説明を聞けるようにした上で(「全員協議会スタイル」)再開し、補正予算に関しての説明を聞きました。

今回の補正予算の大きな柱は以下。

  • 障害者就労支援施設を勤労福祉会館内につくる
  • 子育て支援センター(4番目)を富ヶ谷小学校内につくる
  • ディーゼル車対策事業
  • 小学校の整備/ホームページ充実/郷土資料のデータベース化
  • 文化芸術施策検討委員会を作成
  • 区議会で特別委員会設置にかかわる費用計上(当初予算では理屈上計上できないので)

各委員会で審議後、総務区民委員会に回ってきてから議決という段取りになります。

11時、総務区民委員会再開。一日中委員会室にこもって議案の審議をバンバンこなします。

  • 職員の退職手当に関する条例の一部改正(雇用保険法改正にともなう)
  • 手数料条例の一部改正(租税特別措置法の改正にともなう)
  • 区民会館条例の一部改正(笹塚区民会館の増築にともなう)
  • 戸籍事務および住民基本台帳事務における本人確認などに関する条例(制定)
  • 契約案件(旧渋谷小複合施設内装、白根郷土文化館改築)

以上、略称を使っています。

私は特に本人確認に関する条例に関心があり、2点ほど指摘をしました。この条例はいわゆる「なりすまし」や「個人情報の流出」を防ぐためのもので、住民票の取得や戸籍の変更などの事務に関して本人確認を実施するものです。写真付のものでない場合、質問などによって確認するとのことでした。
この質問を定型化するとすぐ対応されるのでできるだけ臨機応変にするようにというのが指摘の1点目。夫婦間でもプライバシーが認められるようになってきているので、同一世帯の請求者の場合の対応を検討するようにというのが2点目です。
渋谷区は芸能人など住所など個人情報を徹底して秘したい方もおりますし、また一般の方々であっても「なりすまし」や「個人情報漏洩」の危険は少なくありません。届出の簡便性と安全性、両者のバランスを取るように徹底して研究していかなくてはなりませんね。

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