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03年 08月の活動日誌

更新日: 2004/01/12

2003年 08月


2003.8.1 (金)

「卒業」

5月から手伝ってくれたインターン生2名が「卒業」、8月からのインターン生3名と交代となりました。2人とも2ヶ月の研修に積極的に取り組んできました。日常とは異なる政治の世界、さまざまな出会いや体験に時には楽しみ、時には壁にぶつかりながら、着実に成長を遂げてくれたと思います。
29日には新旧インターン生とともに「卒業式」を行いました。2人からの感想、そして今後の抱負は前向きで、とても頼もしく感じられました。2人は今後自分の活動に戻りながら8月期のインターン生にアドバイスする「学生スタッフ」として活動してもらう予定です。

おつかれさまでした。これからもよろしく!
左から高橋君、けんぽう、富田さん。

総務区民委員会の準備

そして、本日は8月期インターン生の初仕事。総務区民委員会に向けての資料作りをお願いいたしました。事前説明がほとんど出来なかったのですが、試行錯誤をしながら着実に求める資料を作成してくれたので大変に助かりました。
総務区民委員会は補助金申請ミスに関する処分について、助役の説明を聞きました。詳しくは次回委員会(6日)の日記に回しますが、公印管理が甘くで勝手に使用できる環境にあったこと、決裁を取らずに補助金申請が出来てしまったことなどあまりのずさんさに委員一同あきれ返りました。
申請ミス自体も大規模かつ継続的で、特に「差金精算を行わなかったために補助金が不交付になった」「申請時期を逃したために補助金が交付されなかった」など渋谷区の損は5千万弱にも上ります。
長時間にわたったため、審議は次回に継続されました。インターン生にとって最初の委員会傍聴は、内容・時間ともにかなりハードなものになりました。

藤田幸久前衆議院議員のパーティ

夜は、北区・足立区西部で活動されている藤田幸久前衆議院議員のパーティに参加。インターンの感想を抜粋します:

「緊張したけど楽しかったです。貴重な体験ができました! 」
「今日もまったく未体験の世界に入ることができ、本当に有意義な一日でした。藤田さんや菅さんの奥さんが僕たちの席までまわってくれて名刺をくださったりして感動しました。来週もこのような新しい出会いがたくさんあると思うと今から楽しみです。」

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2003.8.6 (水)

「TOKYO15」

昨日の朝日新聞に「TOKYO15」という若手政治家の団体の記事が乗っています。これは、平成15年4月の選挙で初当選した東京の市議・区議が集まった勉強会で、私も参加しています。今後の活動にご期待ください。
記事は幹事の伊藤ゆう目黒区議のページにあります。「資料室」の「新聞・雑誌」のコーナーをご覧ください。

都市整備部の補助金問題

さて、先日に引き続いて都市整備部の補助金に関する問題について委員会が行われました。最終的な結論ははなはだ物足りないものではありましたが、一応の目途をつけて今回は終了となります。今後については9月議会で取り上げられる(区長の減給条例など)予定です。

示された概要としては、
1)平成12年度から、都市整備部の補助金申請において、決裁を取らずに、公印を不正使用して、担当者が申請を行っていた。
2)ミスを隠蔽する、差金精算を怠る、補助金申請時期を逃すなどの不適格な事務処理によって、補助金が不交付になるなどの損害を渋谷区に与えた。
3)担当者、係長、課長、部長にそれぞれ停職2ヶ月にし、当時の助役(現区長)は減給処分を予定
4)処務規定の徹底、綱紀粛正、全庁的な補助金業務の見直しなどを行うことによって、再発防止に努める
 

今回の件では、論理的にいくつかのステップを踏む必要がありました。
1)現状の把握
2)原因(なぜこの問題が起こったのか、動機・状況の双方から)
3)対策(今後どうするのか、処分・制度の双方から)
当たり前なことですが、何が起こったのか把握しなければ対処しようがありません(現状把握)。次に、何が原因なのか探らなければ手のうちようがありません(原因)。最後に、どういう対策が必要なのか検討しなければ再発します。つまり、ここまで明確にして始めて「事後処理が終わった」ということができるのではないでしょうか。
特に、今回の件ではすでに決算が議会で承認されてしまったものもあるのです。私は当時議員ではありませんでしたが、議会としてこの問題を結果的に見過ごしてしまった(もちろん、議員に提示される材料から今回の不正を発見できるわけではありません。念のため)ということがいえます。議会が行政を信頼できなければ議論は始まりませんから、もっと徹底的に審議してもよかったように思います。
今回は、現状把握はそれなりに時間がかけられたものの、原因の究明と対策の検討にはさほど時間がかけられることなく、表面上の議論で終わってしまいました。しかも、本日の委員会では当時の助役である桑原区長は出席せず、中途半端に終わってしまった感があります。
 

正直、まだまだ力不足で悔しいです。精進してまいります!

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2003.8.7 (木)

[総務区民委員会]パブリックコメント

昨日に引き続き総務区民委員会が開かれ、3つの報告聴取が行われました。1)パブリックコメント(企画部企画課)2)防災訓練(総務部防災課)3)職員食堂の業者選定(総務部総務課)。
2,3についてはあまり議論になりませんでしたが、1のパブリックコメントについては大変な議論になりました。
 

パブリックコメントは区民生活にかかわる重要な計画などの策定などに当たって区民の意見提出を保障し説明責任を果たすためにつくられた制度です。ある一定の期間意見を募集し、それを参考にして区が計画を策定する、という段取りになります。渋谷区のパブリックコメントページをご覧ください。

今回議論になったのは大きく分けて四点。
1)間接民主制の枠組みを逸脱するのではないか(主に自民党から)
2)パブリックコメント制度になじまない計画があるのではないか(全会派から)
3)諮問委員会の構成と役割に問題があるのではないか(主に未来の渋谷・共産党から)
4)実際の手続き・基準が明確でない(全会派から)
という四点です。私は前回の本会議(第二回定例会)中での質問でもとりあげた通り、パブリックコメントの推進派ですが、慎重な方々(主に自民党)の意見ももっともであると考えています。「間接民主制における議員の役割」が変化しつつある現在、それに対応した制度を合理的に構築しなければならない、という問題提起であると思います。

さて、今回俎上にあがったのは上原中学の建て替えに関するパブリックコメントの適用です。学校選択制導入を来春に控え、しかも学校施設に関する計画について、例えば「オリンピック級のプールがほしい」などの要望が制度を使って大量に集中した場合にどうするのか、などの問題提起がありました。確かに学校施設に関してはパブリックコメントを適用しにくい点もありますが、なにより「基準」が明確になっていないためにこのような不安が(議員にも住民にも)出てきてしまうのだと思います。「○○という内容の事業で、○○の部分に関して、○○のような視点からの意見がほしい。ただし、制約条件として○○があり、考慮してほしい」という話であれば明解であり、有意義な意見が集まるのだと考えます。

パブリックコメント制度は壮大なブレイン・ストーミング(常識にとらわれずにアイディアを大量に出すこと)です。衆知を集めることによってさまざまな計画がブラッシュアップ(向上)されていくでしょう。今後の推移に期待しつつ、さまざまな提言を行って行きたいと考えています。

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2003.8.8 (金)

陳情

午前中はプールに行って泳いできました。泳いだ後は調子がいい!
午後は議会で陳情や次期質問に向けての調査活動。陳情といっても、「○○をしてほしい」「○○で便宜を図ってほしい」といった形のものは私は基本的に受けません。それよりも、「ここの道路が削れて水溜りができてしまっている。補修したほうがよいのではないか」とか「ここの街路樹が排気ガスで枯れてしまっているので、メンテナンスが必要!」などの公共性の高いものを中心に力を尽くしています。政治家は利益誘導・利権誘導をするべきではないと考えているためです。
ご覧になっている皆さんも、公共的な立場からのご意見がありましたらどんどんお寄せください!

浅尾慶一郎参議院議員のパーティ

夕方は浅尾慶一郎参議院議員のパーティに出席。パーティといっても「ホテルでドドーン!」的なものではなく、人と人とのつながりを意識したアットホームなものでした。一瞬「お見合いパーティか?」と思うようなイベントもあって、戸惑いましたが・・・
政策通で有名な浅尾議員を慕って集まってきたメンバーですので、アツイ議論が展開されました。実に面白く、そのうちの一人と渋谷で飲みなおしてしまいました。
 

インターンの日記から:

「今日は1日(注:藤田幸久前衆議院議員のパーティ)と180度変わったパーティを経験させてもらったと思っています。政治家のパーティというよりは親睦会というテイストが強かったと思います。ここでは府中市の小山さんと話したことが印象に残っています。いろいろと半生を話していただいたのですが、自分の20年間と対比してまだまだ自分はやるべきことをやっていないなと痛感させられました。『何事も現状に満足しない』という僕の至上命題でもあるハングリー精神にあらためて火がつけられたように思いました。」

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2003.8.9 (土)

※一気に数日分更新いたしました。ご確認ください。

情報通信分野の勉強会立ち上げ

若手議員による勉強会の立ち上げにいくつかかかわっております。本日は情報通信に特化した勉強会の立ち上げ準備会に参加しました。地域活動協働協会 (LACA)さんに事務局となってもらって、超党派の若手の団体にすることが決まりました。

古参議員の苦手としがちな情報通信分野に重点を置き、勉強会の成果を各議会で活かすことによって社会を変えようとする、いわば地方議員シンクタンクのようなものです。正式名称を「情報システム研究協議会 (Project-ISHIN)」とし、NTTデータさんの協力を得て進めることとなりました。

最初のテーマは情報セキュリティ。6月議会で私も質問しましたが、セキュリティは必ずしもネットワーク上だけの話では終わりません。情報の集積地である役所の情報セキュリティ、最適なものにするために研究を重ねて行こうと思っています。

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2003.8.16 (土)

クラブデモクラッツ夏季全国研修会

クラブデモクラッツ夏季全国研修会」に参加しました。
クラブデモクラッツ(以下CD)は、民主党青年局主催のリーダーズスクール(政治学校)修了生が中心となって作った全国的なネットワークで、リーダーズスクールや各種セミナー・研究会などの企画運営を行っている団体です。私は「CD全国幹事」と「CD東日本副代表」を兼任して、中心メンバーの一人として積極的に活動してまいりました。

研修会では、今までの総括および今後の運営について青年局メンバーを交えて検討が行われました。
CD夏季全国研修会
今回の統一地方選挙では私を含め12名が立候補し、県議1名、市・区議8名が当選という好成績を挙げることができました。それまで全く政治にかかわっていなかった方がCD活動を通じて志を温め、そして当選を勝ち取るケースも多く、新たな「人材供給源」となりつつあることが成果としてあげられました。

また、CDは今まで単発企画中心だったのですが、これからは継続した企画運営が必要であるとされ、秋には(国会の情勢=総選挙の動向にもよりますが)「常設型政治スクール」および「インターンシップ」を行うことが確認されました。募集などは改めてお知らせいたします。ご期待ください。

さて、私は当選に伴い一線を退き、今後は「世話人」として補佐にまわることになります。2年間のノウハウを十分生かしつつ、新たな活動に力を注いでいきたいと考えています。CDが「民間」と「政治」の掛け橋として成長することを願って止みません。

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2003.8.18 (月)

情報システム研究協議会視察

「情報システム研究協議会 (Project-ISHIN:9日の日記参照)」の第一回視察が行われました。NTTデータ社の協力を得て、電子投票システム、バイオメトリクス認証システム(今回は指紋)などの先端技術を確認しました。下は電子投票システムで、インターン生が実際に投票を体験してみました。
電子投票システム
また、情報セキュリティシステムの概要、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS:組織のマネジメントとして、情報セキュリティ対策を具体的に計画(PLAN)し、計画に基づいて対策を実施し(DO)、実施した結果の監査を行い(CHECK)、経営陣による見直し・改善を行う(ACT)というサイクルを継続的に繰り返し、情報セキュリティレベルの向上を図るシステム)、ISO17799(情報セキュリティ管理システムの規格。企業が厳格な基準に実際に準拠しているかを認証する)についての解説を頂きました。

難しいことは省きますが、情報漏洩はネットワーク上だけの話ではなく、例えば住民のデータを不用意に机の上に置きっぱなしにするなどで簡単に起こります。情報セキュリティを高めるには「情報漏洩を防ぐ!」という意識を全組織的に共有していく必要があるわけです。当たり前だからなんとなくやっている、ではダメで、はっきりと意識しなくてはなりません。よく飲食店で、「手を洗おう!」とか「挨拶は明るく!」なんて従業員向けに書いてあったりしますよね。当たり前なことを本当に当たり前に実行するためには、意識付けして常にチェックをしなければならないんです。
果たして本当に今の役所で情報セキュリティを意識できているかというと・・・はなはだ疑問です。残念ですが。
 

さて、この日記は他の議員や役所の方々もご覧になっているようですが、近いうちに情報セキュリティについては質問などで再度取り上げるつもりです。メールなどいただければ資料をお渡しすることができますので、ぜひ一緒に研究してみませんか?

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2003.8.19 (火)

TOKYO15入札制度分科会

TOKYO15の入札制度分科会に出席。
TOKYO15とは、民主党東京の20代市区議の集まりです。平成15年の統一地方選挙時点で15人誕生していることからその名がつけられました。
20代議員ということで、先輩議員とは違ったアプローチから色々な提言を行っていくつもりです。行政区をまたいで同じ提言をしていくことで、全東京で大きなムーブメントを起こしていこう! という思いを共有しています。
志は高く、行動は迅速に!

本日は入札制度について基礎的な事項の確認を致しました。入札制度の現状(葛飾区を題材に)、電子入札を始めとする技術革新によって何がどのように変わっていくのか、など。今後は各地域での現状をそれぞれの議員が報告し、どのようにしていくのが有効なのか1年がかりで提言にまとめようと考えています。

TOKYO15メンバー

前列左から鈴木(葛飾区議)新井(町田市議)三葛(国分寺市議)富田(東久留米市議)伊藤(目黒区議)
後列左から井上(調布市議)田中(大田区議)関口(世田谷区議)佐藤(板橋区議)けんぽう

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2003.8.20 (水)

決戦近し!

午前中からながつま昭衆議院議員とポスター掲示のお願い。
宣伝カーの後ろから、ながつま議員が自転車で皆様にアピールする、まさに「決戦近し!」という雰囲気の中での活動になりました。
26日には代々木上原の区民会館でタウンミーティングをやるそうです。ぜひ皆様お越しください。

インターンの感想です。

「政治家というと派手な感じがしてましたが、地元活動は地味で大変だなぁという感じでした。しかしこの活動が着実に応援して下さる方をふやす、大切でシンプルかつ手っ取り早いやり方なんだと学んだ一日でした。」
 

夜は菅源太郎さんの会合に出席。
ご存知、菅直人民主党代表の息子さんです。岡山から衆議院議員選挙に立候補するという意思を持って活動されるということで、東京での決意表明が行われました。
彼がいわゆる「2世議員」と違うのは、
1)地盤を引き継ぐわけではなく、自らが新天地を開拓すること。
2)以前からポリシーを持って(こどもの権利条約、選挙権年齢の引き下げなど)地道な活動をしていたこと。
という2点に尽きると思います。
キャッチは、「政治は変えられる」変えていきましょう、みんなで!!

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2003.8.25 (月)

会派総会

午後、会派総会会派総会が行われました。
秋に議会運営上の問題点について幹事長会(各会派の幹事長が調整などを行う)で話し合うのですが、それに提案することについて会派内で話し合いました。
議会に入って「これはおかしいな」とか「こうしたほうがいいだろう」という発見も多かったので、今回私もいくつか提案を致しました。隣の席(ハセベ議員)からは、「GO!GO!けんぽー!」と小声で声援をいただくなど、ノリノリでした(?)。
基本的にはフツーの提案です。フツーのことが議会の中でどこまで通るのでしょうか。

リーダーズスクール企画会議

夜は、民主党青年局リーダーズスクール(政治学校、以下LS)の企画会議。
本年は統一地方選挙があった関係上、LSも殆ど実施できませんでした。満を持して今秋は全6回の「常設LS」を行います。10月から12月の講義を通じて政治の基本と現代の課題について概観できるカリキュラムです。
LSや青年局の企画運営を通じて、政治と民間の架け橋となることを切に願っています。LS活動も全力でやってまいります。
 

インターン学生の感想:

「午後の作業では区議会の歴史を学んだ気がしました。(過去の本会議議事録を整理する作業をお願いした)昔は議会が深夜、あるいは日をまたいでやっていたということを知り、衝撃でした。そして同時に今現在どうしてそのようなことが行われないのか疑問でした。危機的状況といえばむしろ現在がもっともあてはまり、議論を重ねるべきだと思うのですが。
夜は本当に楽しめました。若い力がこれからの日本を背負っていくのだなということを改めて実感させられました。ああいう活動にこれからもできるかぎり積極的に参加していきたいと思いました」

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鈴木けんぽう(shibuya@s-kenpo.jp)
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