渋谷区議会議員の鈴木けんぽうです。




渋谷区の令和5年度予算案が発表されました。




令和5年度当初予算案の概要




資料としてとても分かりやすくなっているのでぜひご覧ください。内部で作っているそうで、広報課の力作です!




このうち、私が注目する内容について簡単にご説明します。




渋谷区予算、私が注目するのは…




<健康関係>




帯状疱疹ワクチン接種




長年求めてきた、帯状疱疹ワクチンへの助成がつきました。ほぼ半額助成です。帯状疱疹は多くの方が苦しむみずぼうそう由来の感染症で、体力が落ちると出てきます。激痛が走って入院せざるを得ない方もいます。




50歳以上には予防ワクチンが開発されました。こちらを使っていただくことで、予防私生活を守ることができます。ぜひご活用ください。




不妊治療支援




経済的支援と合わせて、オンライン相談や同じ悩みを持つ方の気軽な意見交換の場を設定することで、精神的にも支えようという事業が始まります。




高校生医療費助成




長年のテーマであったこども医療費助成の拡大が達成されました。ただ、私は25歳までの入院医療費支援などさらに広い要望をしています。




青年期に健康を損なうと将来に向かって大きなダメージが身体的・精神的・経済的に残ってしまうため、支援が妥当だと思っています。さらに充実できるよう取り組みます。




<子育て教育関係>




未来の学校プロジェクト




小中学校の建て替え期が集中しているため、このさい新しい考え方を学校教育・学校施設に取り入れようという意欲的なプロジェクト・未来の学校プロジェクト。




20年近くかかるわけですが、令和5年度は仮校舎の設計&一部施工開始、広尾・松濤・代々木中学校の計画・設計が進みます。




部活動外部化(渋谷ユナイテッド)




外郭団体の渋谷ユナイテッドにおいて運動部・文化部を拡大して実施するほか、部活動の外部化モデル校設置、民間クラブ等との連携が行われます。




提案も取り込んでいただき、大いに可能性が拡大するなぁと思っています。




次期教育ict基盤整備




予算概要には載っていませんが、タブレットのリース更新時期をめざして新たな体制の検討に入ります。より使いやすい、より効果の高いタブレット活用を目指しましょう!




<区民生活>




デジタル地域通貨「ハチペイ」




ハチペイの活用は来年度も続きますが、約5億円ということで規模感としては今年度と同じ水準です。




物価高騰を背景にした生活支援、区内産業支援を考えた時、ハチペイの活用は切り札になります。もっと大胆な取り組みを求めていきたいところ。




安全安心パトロール




長年議論されてきた青色防犯灯付きパトロール車が3台導入され、地域パトロールが始まります。昼間は区立小学校周辺等、夜間は繁華街等で路上飲酒・落書き・客引き・ごみなどの対策にもあたるということです。




重層的支援体制整備(複合対応)




福祉何でも相談窓口の設置や地域福祉コーディネーターの増員など、重層的支援体制整備事業が進みます。




<まちづくり・施設>




  • ふれあい植物センター
  • 玉川上水旧水路緑道再整備
  • 駒テラス西参道
  • 二の平渋谷総改修



それぞれ予算資料をご覧になっていただけるといいと思います。