渋谷区議会議員の鈴木けんぽうです。

 

年末恒例の渋谷区第九に参加しました。

実に楽しいひと時でした。疲れてヘロヘロになりましたが、心地よい疲れでした。

関係者の皆様、ご来場くださった皆様、そして一緒に音楽を作り上げた参加者の皆様、ありがとうございました。すごく楽しかった。サイコー!

 

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ステージ上でのリハーサル。この光景も見おさめです

 

指揮の横島先生は昨年以上にノリノリで、さらにテンポのメリハリも大きく、表情というか喜怒哀楽もはっきりしていて、なんというか、フリーダムな感じ(2年連続2回目)。

去年よりは、しゃべったりなにかしたりというのはなかったけれども…

むしろ、指揮棒に乗せて語りかけてくれる、引き出してくれるのが濃くなった感じです。関係が深くなったからかな。

 

第九の合唱部分は第4楽章のみですが、曲の都合上第3楽章と第4楽章は連続して演奏されるので、合唱団はしばしば第2楽章から登場することになります。

すると、第3楽章は、まるまるステージ上で指揮を見ながら聴くことになるのですね。音楽ホールは音の特性を活かして上澄み成分だけを客席にとどけるよう工夫されていますが、ステージ上は音がダイレクトに届くため、失敗も含む雑味部分も味わうことになります。

その一方で、バチーっと揃った時、ハモった時の感動たるや、客席の比ではありません。指揮を見ながら生の演奏を体感することができるため、素晴らしい瞬間を全身で感じることができるある意味「最高の席」とも言うことができます。

今回第3楽章では何度かこの素晴らしい瞬間に立ち会うことができたのですが、なんというか、横島先生は凄く楽しんでおられました。テンポが非常にゆったりしていたのは、きっとこの演奏会を隅から隅までしゃぶりつくすため、オケと合唱団の力量を最大限引き出し味わう(味わってもらう)ためなんだろうなぁと。

 

「日々あわただしく生活しているのに比べ、なんだこの豊饒な時間は」と、ちょっとだけ反省してしまいました。

 

 

とまぁ、まとまりのない感想で恐縮です。

次回は来年、文化総合センター大和田のさくらホールにうつってとなります。こちらも楽しみ。がんばります。