渋谷区議会議員の鈴木けんぽうです。

 

年末恒例の渋谷区第九に参加しました。

実に楽しいひと時でした。疲れてヘロヘロになりましたが、心地よい疲れでした。

関係者の皆様、ご来場くださった皆様、そして一緒に音楽を作り上げた参加者の皆様、ありがとうございました。

 

特に今回の指揮者の横島勝人先生x!

面白かった・・・

ステージ上で歌ったり、しゃべったり、指揮しなかったり(?)、音楽をつくり出したり。

合唱初めて22年。第九で歌って15年。今までいろんな指揮者の方のもとで歌いましたが、練習はともかく本番でも音楽を作っていこうとする方は初めてです。2階で聞いていらっしゃったヴォイストレーナー(合唱は声を揃えなきゃならないので、ヴォイストレーナーの先生がいます)の先生まで聞こえたそうで、きっとほとんどの観客が耳にしたのでは。

さらに、観客がまだいるのにステージ上でマイク握って講評を始め、終わったと思ったら懇親会も参加せずそのまま帰ってしまった。いや、まさにフリーダム。

曲自体も、相当テンポがゆっくりで、通常よりも全体で10分以上長かった感じ。副指揮(練習の時は別の先生が指導します)の先生が「ボクのテンポは速すぎたネ」と懇親会で苦笑されたほどでした。表現も濃い。濃厚ソース味って感じでコッテリ。こんな風にも演奏できるんだ、と新鮮な驚きがありました。

 

以前観客として聞きに行った時の写真です

 

私は合唱にどっぷりはまっていた時期があって、一般に発売されるようなCDを出す団体に所属したり、今でもコンクール全国大会常連の団体で細々と歌っていたりするのですが、それらとは対照的な渋谷区第九のような市民合唱団も音楽的には荒っぽいけどものすごく楽しくて大好きなんです。

ちょっと長いけどプログラムの合唱指揮(第九はオーケストラと合唱が別に練習するため、合唱の練習指導をする指揮者がいます)の先生のコメントを引用します。素敵だったので。

「決して広いとは言えない会場での練習場所に200名近い合唱団員が肩を寄せ合っての練習でしたが、団員の方々はみな笑顔で、第九を歌うことを心から楽しんでいるようでした。いろんな方がいて、たまにいろんな違う音も聞こえてきたりしましたが、すべては受け入れられていました(私はたまたま、それを直す役目)。となりにいる人を兄弟と思い、大切に思う。これこそが貴ばれなくてはならないことです。これは人間の尊厳さを歌い上げた第九の精神に通じるものです」

 

来年の第九は9月。渋谷公会堂のファイナルコンサートです。

年明け位から練習始まるのかな…ぜひご参加ください。特に男性、特にテノール!

ぜひご一緒しましょう。

 

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<プチ日記>

選挙で声を張り上げ、第九で声を使い果たし…

もはや喉がガラガラです(^_^;)