渋谷区議会議員の鈴木けんぽうです。




昨日、渋谷区の令和5年度予算案が発表されました。これについては別に解説記事を書きましたのでよかったらご覧ください。




意見や背景などを簡単に書いています。




今回の予算で嬉しいのは、帯状疱疹ワクチンの助成が盛り込まれたことです。








令和2年度予算要望(令和元年10月に区長に提出)にて提案して以来、あしかけ3年半で実現となりました!




最初は「啓発しましょう」から始めて(助成しても知られてなかったり接種場所がなかったりしたら問題ですから)啓発始めてもらい、ある程度医療機関の取り扱いが出てきてから「助成をすべき」に切り替えました。




予算要望だけではなく、渋谷区議会の本会議で時間が限られる中なんどかとりあげました。




また、コロナやこどもの健康と絡めたロジックを構築し、他自治体議員等に展開して先行実施していただいたこともありました。周囲の自治体で導入されたら大きなプレッシャーになるからです。




加えて、自民党議員団のうち帯状疱疹を経験したことのある議員に働きかけて、取り組んでもらうよう要請しました。




これら3年間の取り組みが実を結んだか…と、うれしい気持ちでいっぱいです。








私は無所属議員なので、一人で仕事を全部やっています。ひとりの提案で事業費7500万円というおおきな事業を実現できたことは個人的に




やったーーーー!!!




と叫びたくなるような成果ですね。




<帯状疱疹ワクチンについて>




帯状疱疹は多くの方が苦しむみずぼうそう由来の感染症で、体力が落ちると出てきます。激痛が走って入院せざるを得ない方もいます。50歳以上には予防ワクチンが開発されました。これが今回助成対象になったものです。




ワクチンを使っていただくことで生活を守ることができます。ぜひご活用ください。




帯状疱疹の怖さについては、例えば議会で取り上げた元横浜市長の入院のニュースなどがあります。




横浜市の林文子市長、帯状疱疹で入院…成人式は欠席

読売新聞




コロナワクチン・コロナウイルスで免疫が落ちるからか、帯状疱疹の発症が増えているようです。研究によると15%ほど増えています。




さらに、親や祖父母の帯状疱疹から子のみずぼうそうを罹患するケースもあり、特にゼロ歳児の3割は帯状疱疹由来だそうです。




自分の生活を守り、周囲の健康を守るためにも、帯状疱疹ワクチンをご活用ください。