渋谷区議会議員の鈴木けんぽうです。




やった、ボーナス月! いやー嬉しいですよね。




やっと一息つけます。歩きまくってボロボロになった靴を代えて、防寒用のもろもろ買って、まだ支払ってないビラの費用を払って・・・




って、実はこれらは選挙関連ばかりです(>_<)




来年四月の渋谷区議会議員選挙に対応する支出が多くなっています。




ということで、昨日のブログでも宣言しましたように、よく聞かれる渋谷区議会議員の月額報酬、ボーナス、年収について。赤裸々にご報告します!




今月はボーナス月ですので、せっかくですのでボーナスと報酬合わせて書いてみます。ただし、私・鈴木けんぽうは渋谷区議会で特別委員会の副委員長をやっているので役職手当相当分多くなってますので注意してください。月1万円、今回のボーナスだと3万円くらいですね。




なお、2020年最新版のボーナス・報酬についてはこちら









<渋谷区議会議員の期末手当(ボーナス)>




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こちらは実際の明細書です。




渋谷区議会議員のボーナスの支給額は約156万円です。 そこから税金が引かれ、支給額は約127万円です。




今回は報酬・期末手当値上げの調整があり、通常よりも5万円強おおいです。




報酬値上げについては、第三者機関である「渋谷区議員報酬等及び区長等給料等審議会(略称;報酬等審)」(リンク先は根拠条例)にて審議され、その内容を区長が条例化して提案する、ということになっています。ですから、根拠は報酬等審の議論。




ちなみに、今回の議員報酬値上げの根拠になった報酬等審の答申(ややこしいですね)内容については、過去記事で書いていますのでご覧ください。




(参考)




 渋谷区議会議員・渋谷区長等の報酬について、答申が出ました(11月20日ブログ記事)




渋谷区議会議員・渋谷区長の報酬値上げに反対しました(11月28日ブログ記事)




<渋谷区議会議員の報酬>




渋谷区議会議員の報酬は条例によって決まっていて、約月60万円です。 こちらも先日の条例改正で多少値上げされました。




税が約15万円位。その他、渋谷区議会日中友好議員連盟の会費、渋谷区議会野球部会費、市議会議員の損害保険料、渋谷区議会総務区民委員会の積み立て(視察などの際の食費など雑費になります)を除き、支給されるのは約46万円ほど。




それに、費用弁償という、交通費のようなものが1日の会議ごとに2千円支給されます。今回は6日で1万2千円。




渋谷区議会議員の報酬、額面上多く見えますが、ここから国民年金約1.5万、国民健康保険月平均約5万(介護分含む)を払うので注意が必要です。サラリーマンのみなさんがいう手取りは約40万円弱ですね。




加えて、民主党のいわゆる議員党費が月1万、選挙にかかる経費積立てが月平均8万くらい(四年毎にざっと4~500万かかる)なので、使える金額は月約30万円。 この辺は議員によります。




そして、政務活動費(支給されている経費)に計上できない冠婚葬祭・お付き合いや各種会合などを考えると、平均して月に10万くらいはそこにかかります。こちらも、使わないと言う選択ももちろん可能です。議員によってはもっと多かったり全く使わなかったり差がありそうです。




と言うことで、渋谷区議会議員の報酬だけで考えれば、月に自由に使えるお金は私の場合、平均でだいたい20万円程度と言うことになります。そこから生活費を払うわけですね。




渋谷区ってワンルームマンションでも月10万円台の地域がほとんどです。ということは・・・?




(追記;24日03時)




上記の金額は、月平均にならしてのものですので、「毎月確実にこれだけかかる」というものではありません。例えば各種会合として計上している支出の大部分は忘新年会・総会シーズンに集中しています。冠婚葬祭費も多い時期があります。選挙積み立ては余裕があるときに多くして余裕がない時にはゼロにしています。月ごと・年ごとで支出変動が大きい仕事なので、わかりやすいように平均化していますので念のため。




<渋谷区議会議員の年収>




さて、渋谷区議会議員の年収は額面でだいたい900万円強となります。




先ほど書いた通り、ここからさまざまな経費を払わなければならないので、渋谷区議会議員としての生活実態を友達と比較すると、だいたい500~600万円位の年収の人と同じくらいの生活をしてるように思います。




ちなみに、日本全体の平均が400万円ほど、東京都民の平均年収が600万円弱ですね。渋谷区民の平均年収は推計で600~700万円位といわれています。また、渋谷区職員と比べれば、渋谷区議会議員の年収は額面で渋谷区の課長職より少し低いです。




ちなみに、貯金は20万円を残して全て2015年4月の選挙で使い果たす計算になっています。当選しないと死ねる。当選しても6月のボーナスまで厳しい。もうちょっと貯金したいけど・・・




ということで、いかがでしたでしょうか。




渋谷区議会議員の年収について、実態を考えると思われているほど高給取りではないとは思います。少ないとも言えませんけど。まあ、妥当な水準なのか・・・?




みなさんはどうお考えでしょうか。




さて、私・鈴木けんぽうは、皆さんのニーズに合った情報発信をしていきたいと思っています。そういうことをできる議員が理想だと思っているので…




なにか「こんなこと聞きたいよ!」ということがありましたら、お気軽にお寄せくださいね! 投稿フォームはこちらです。




なお、2020年最新の情報はこちら