渋谷区議会議員の鈴木けんぽうです。
渋谷区議会では、2年ごとに幹事長会と議会運営委員会で議会改革について話し合います。
「議会運営の諸問題」と言って、各会派・議員から提案を受け付け、まとまったものを実施するというものです。
今回は4月の選挙を経て議会のメンバーが変わりましたので7月に提案を受け付け、8月末から議論が始まりました。
議論の手順はこんな感じ
- 提案者から説明
- 協議するものを絞り込み
- (まとまった予算が必要なものを先行協議)
- 会派が全会一致で賛同したものが実施
9月5日の時点で2まで終了しました。なお会派というのは3名以上の会派のことですが、たいていの場合に全会一致となります。
1会派でも反対すれば実現しないのでハードルは高いですが、ハードル高いのは「多数会派が暴走できないようにするため」という側面もあるので、致し方ないかなとも思います。
先ほどの写真も「円満に合意できるといいな」と思って握手の写真を選びましたが、こうなることは少ないです。
<どんなものが出ているのか>
9月5日の段階で絞り込まれた項目のうち、全会一致が見込まれそうなものをあげてみます。
それで推測していただければ幸いです。
議会運営委員会
議会運営委員会はその名の通り議会の運営に関することについて協議します。
- 委員会の審査報告書と委員長報告の内容が重複することから、本会議における事務局次長による審査報告書の朗読を省略すること。
- 委員会の早退についても議事録に残すこと。(私のみ賛同していない)
- 区民環境委員会の所管を軽減すること。
- 本会議のライブ中継を行うこと。
- 区議会HPで公開する議員の住所等を会派控室に設定することも可能とすること。
幹事長会
幹事長会は議会全体に関わることを協議します。賛同がありませんでしたが、例えば「議員報酬の水準見直し」とか「議員定数の見直し」などもここで提案しました。
- タブレットの持ち帰りを認める
- タブレットのアプリケーション追加
- 議会ICT推進検討会を立ち上げる
- 議員への書類配布のための神仕様の削減に努めること
- 旅行届の見直し
- 議会フロアのレイアウト変更を検討するプロジェクトチーム立ち上げ
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