渋谷区議会議員の鈴木けんぽうです。




今年もようやく夏休みになりましたね。渋谷区だと7月31日金曜日までの投稿で8月1日から8月末までが夏休みです。ほかの自治体だともう一週間短いところもありますね。今年はコロナで大変です。




夏休みだけじゃなく、宿泊行事やさまざまな行事が延期・中止になったり、学校のルールや学び方がかわったり、宿題がやたら増えたり、家族旅行ができなくなったり、なにより友達とあそべなくなったり・・・みなさんの生活は大きく変わっています。




とまどっていると思います。大人も悩んで、いろんな事情を考えて試行錯誤していますが、失敗もいっぱいあります。振り回されているみなさんには本当に申し訳なさでいっぱいです。




ラジオ体操も中止のところがほとんどですね




渋谷はまだマシな方だなと思いますが、それでも親としても議員としても「これは失敗だよな…」ということはちょいちょいあります。




実は、これはみなさんの事情が全然分からないことが原因です。伝わるとしても親からですし、場合によっては親も理解していないです。




みなさんの状況や気持ちをしる方法がないのです。




そこでみなさんに提案です。議会に対して「陳情」という要望をしてみませんか? 





実際に小学生や高校生が陳情した事例も紹介しています。




上の動画でも説明していますが、陳情とは「議会にたいする要望、提案」です。要望したい内容を紙にかいて議会にもっていけば終わりです。簡単でしょう?




議員たちはみなさんの文章を読んで、参考にしたり実際に制度を変えたりするのです。ぜひみなさんの気持ちを議員たちにつたえてください。誰でも出せます。年齢制限もありません。夏休みに出せば9月の議会で議論されます。




(参考)渋谷区議会での陳情の仕方




なお、私は議員なので議会をお勧めしてますが、区長に要望することも可能です。区長が読んで、回答してくれます。こっちのほうが区役所に来なくていいので楽ですが、両方やってくれたらよりよいかなぁ。




(参考)区長への手紙




前例もあります。参考にしてください。







<自由研究にしては?>




自由研究が宿題に出されているときは、陳情をつくる段階からの記録を自由研究にしてはいかがでしょうか。




  • なんでそう思ったか(きっかけなどを書くといいでしょう)
  • 今はどうなっているか(延期や中止になった理由などを調べるといいでしょう)
  • 実現したらどんな良さがあるか
  • 陳情を出した感想



こんなことをまとめてみればあら簡単! 立派な研究ができあがります。自分のきもちを議会や役所に伝えて実現するなんて、素敵な記録ですね。




この経験は大人になったときにも絶対に活きてきます。なんでかっていうと、日本人はルールや現状を変えることがとても苦手だといわれているからです。変えようとした経験はほかの人にはない大事な経験となるでしょう。




みなさんの気持ち、ぜひ議会や区長に伝えてください。わたしたちはみなさんがたと一緒にいろいろ考えていきたいと思っています。お待ちしています!