渋谷区議会議員の鈴木けんぽうです。お越しいただきありがとうございます。
台風19号、大変でしたね…本州直撃の巨大台風で各地で水害等が起こりました。被災された皆様にこころよりお見舞い申し上げます。
さて、台風19号へのまとめをアーカイブとして掲載しておきます。詳細は分かり次第、追加で掲載します。
<記事サマリー>
- 渋谷区の対応:渋谷区においては10時に自主避難所を開設。16時に避難勧告発令
- 渋谷区の被害:渋谷区の被害は冠水6件、施設被害2件等、軽微。渋谷川の氾濫もなし
- 路上生活者対応:直前に巡回相談、また開設した避難所にて10数名受け入れ
- 議会の対応:議会事務局から各幹事長にメールを送信。情報共有が行われました。
- 個人の対応:わたしは消防団として渋谷駅周辺(西側)担当。広報活動や消防署の支援をおこないました。
<渋谷区の対応>
- 10時に避難準備を発令、自主避難所を10箇所開設。これは事前に決定し前夜から情報提供していた
- 15時に避難勧告発令
- 18時頃、ペット同行避難の情報を発信
- 一時期は防災ポータルが繋がりにくくなる
<渋谷区の被害>
- 冠水9件(富ヶ谷近辺、オリンピックセンター周辺、大山町など)
- 施設被害2件(ライフピア西原、二ノ平渋谷荘)、軽微。
- 渋谷川の最大水位は282㎝。危険水位の419㎝を超えなかったため避難指示は無し。
- 避難所の避難者は12箇所で400人前後だったもよう
<路上生活者対応>
直前に巡回相談、また開設した避難所にて10数名受け入れ
細かくは別にページを作りましたのでこちらをご覧ください →路上生活者対応
<議会の対応>
「災害時における議会の対応に関する申し合わせ」にもとづき情報提供が行われました。
また、各議員から議長に対し、各地域の被害状況等の報告があったと思います。
ヒットだったなと思うのは、森田議員。ペット避難の可否を速やかに明らかにすべしと災害対策本部に連絡したそうです。これが渋谷区の対応につながり、ネット上で大いに評価されることになりました。
【お知らせ】渋谷区内に設置している自主避難施設・避難所にてペットの受け入れが可能です。ペットは原則としてゲージに入れて避難をしてください。避難所の状況によっては受け入れができない場合もありますので事前に各施設にお問い合わせください(防災課) pic.twitter.com/rIp1ZVPX9t
— 渋谷区 (@city_shibuya) October 12, 2019
こういう対応は素晴らしいですね。ペットについて不安に思っている方が安心し、大いに評価されたのがコメントからよくわかります。
<個人の対応>
朝の9時ごろから夜の11時近くまで、消防団員として災害対応に従事していました。
やったことは
- 避難所の広報:自主避難所について、担当エリア内をハザードマップを参考に広報して回りました。
- 消防署隊の支援:要請があった場所に行き、看板の落下対応等について急行、消防署の到着までに状況の確認、住民からの情報収集などを行い、消防署隊に繋げました。また、署隊のサポートをしました。
- 発災の警戒:がけ崩れや冠水などについて警戒を行いました。特にスクランブル交差点近くの山手線ガードは頻繁に冠水するので、約2時間ごとに確認していました。大山町の冠水等を発見し報告しました。
- 避難所の巡回:消防団本部から要請があったときに避難所を巡回し、声掛けと避難者数の把握を行いました。
こんな感じです。一番風雨が強かった時の看板処理はちょっと怖かったですね…
本当に消防署隊のみなさまは大変な中ご苦労様です。改めて感謝の思いでいっぱいでした。
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