渋谷区議会議員の鈴木けんぽうです。
選挙直前(というか、毎年3月ごろ定例)にやっていた子育てアンケートの結果がようやく出ました。病児保育とこどもの健康(予防接種とか)に関するものです。
その結果・・・
なんと、「こどもの病気の時、預け先がなくて困っている」が48パーセント!
大ショックです!
なぜショックなのかと言うと、渋谷区は病児保育では進んだ制度(病児保育助成制度)を導入しているからです。
病児保育:こどもが病気の時、通常の保育施設には預けられないので、仕事や用事の際に親戚等に頼れない方は専門の施設やベビーシッターサービスに預ける必要があります
病児保育NPOフローレンスの代表、駒崎氏のブログでは、文京区の利用料半額助成のニュースの際に、こう書いてくれています。
【驚愕】フローレンスの病児保育が文京区では「半額」に!【区長グッジョブ】
現在、保育料助成がない地域にお住まいの皆さま!
「ウチの自治体は助成がないのよね・・・」と諦めないでください!住民の方々が声をあげたことによって、また心ある議員の方々が動いたことによって、既に渋谷区、千代田区、足立区で利用助成が実現しています。
ぜひ、自治体や地方議員の皆さんに、要望を伝えてみましょう!
そして共に、「病児保育を当たり前の社会インフラ」にして、「親だけじゃなく、みんなで子育てできる社会」にして行きましょう!
ね? その道の第一人者が、渋谷区の病児保育は進んでいる、と名前を出してくださっています。
それなのに・・・この数字は衝撃です!
こどもの保育園のママ友が、病児保育助成制度を使いにくいと言っていたことから、あれ? と思って調査を企画したのでした。
23区内の他の議員と共同してアンケートつきビラを作って配布したのです。
もちろん、アンケートを返信してくれた方は切実な方が多いのでしょうから、強めの数字が出るだろうことは想定していました。
それでも、これは・・・ちょっと割合が多すぎる。
アンケートのデータからは、
- そもそも制度を知らない
- 制度を知っていても使いにくいと思っている
- 制度を利用するには自己負担が必要で、負担が大きい
の3通りの方がいらっしゃる方が明確になりました。
来期のテーマの一つですね…当選できれば。
他のテーマはこちらをどうぞ。
2015年渋谷区議会議員選挙に当選したらやりたいこと(このページはスマホ未対応)