渋谷区議会議員の鈴木けんぽうです。猫の写真は特に意味はありません。この記事を書き始めた3月13日、めちゃくちゃ疲れてたので「癒されたいなぁ」と思っただけです(^_^;)
2015年渋谷区議会議員選挙に当選したらやりたいことを一覧表にしておきます。当選後のチェックリストにも使えます。というか、私の備忘録的にパカパカ放り込んだものにすぎないのですが、これはせっかくだから公開しようかなぁと思いました。
(注)表はスマホでは見づらいのでご注意ください。
凡例
項目名 | 所管部 | 内容 | 進捗状況 | 備考 |
項目名が入ります | 14年度の所管部を記します | 具体的な内容、背景、説明などを書きます | 進行状況を書きます※ 未着手 会派総会で提案 本会議(委員会・予算審議)で提案 実現に向けて検討が始まった 予算がついた 実現 |
特記事項を書きます |
(例)基本構想見直し | 企画部 | 平成8年に作成された基本構想の見直し | 会派メンバーが本会議で提案 | 前期から継続 |
<総務分野>
項目名 | 所管部 | 内容 | 進捗状況 | 備考 |
基本構想見直し | 企画部 | 平成8年に作成された基本構想の見直し | 会派メンバーが本会議で提案 | 前期から継続 |
都市整備基金の利用範囲見直し | 企画部 | 376億円積んである都市整備基金を どのように活用するか |
総務区民委員会で議論開始 | |
帰宅困難者対策の充実 | 危機管理対策部 | 昼間人口が夜間人口の2.5倍 通過交通も多い→帰宅困難者が多い 区民との混在は避けるべき 実行性のある取り組みを |
区民と帰宅困難者の切り分け 帰宅困難者対策協議会の立ち上げ 帰宅困難者向け備蓄一部装備 等を実現 |
だいぶ進展している 民主党の重点政策 |
「花菖蒲を見る会」の適正化 | 企画部 | 「花菖蒲を見る会」は外交官等をお招きを するので、失礼に当たらない程度に内容は 充実させるべきだが、一方招待者は 絞り込んで経費節減に努めるべき |
総務区民委員会 予算要望などで提言 |
以前は単に「質素にやれ」 と提言していたが、国際交流の 重要さを考えて方針転換した |
ウェブ申し込みの拡大 | 企画部 | ほとんどの窓口業務をウェブ(できればスマホ)で 完結できるようにしたいものです |
施設利用や窓口業務など、 単発で本会議・委員会等で提言 一部実現 |
全体的な考え方を整理したい |
各種行政情報のウェブ掲載 | 企画部・総務部 | 行政の持つ情報は区民の資産 公開を前提とした文書管理システム |
情報公開制度改悪時に討論で主張 | 次項とセット 時期を見て修正を求める |
情報公開制度の適正化 | 総務部 | 値上げ分を引き下げ (コピー代1枚10円→20円を10円へ) 情報公開制度を活用しないでもいい仕組みへ |
情報公開は民主主義の基本 自公・無所属渋谷が反対論 h26年に費用値上げされてしまった |
前項とセット |
公共施設白書 公共施設整備計画等の策定 |
企画部 総務部 |
現在、渋谷区では公共施設の整備は場当たり的 まず現状の維持管理コスト、大規模修繕時期 改築の必要政党を網羅したい |
本会議等で提言 区側も必要性は認識 |
地味だけど極めて重要 |
汎用ロボットの導入 | 企画部 区民部 |
汎用ロボットを各種行政サービスに活用 まずは窓口に導入して運用ノウハウをためる |
本会議で提言 | 今後の重点課題 ドローン・自走ロボット ロボットスーツ等 |
寄付市場の充実 | 総務部 | 寄付者の意図が政策に反映される仕組みづくり 今は使途を指定しても保証されない ふるさと納税制度の活用 |
本会議で提言 委員会でしつこく提言 |
ふるさと納税については何らかの対応が必要 |
渋谷区長の報酬明確化 | 総務部 | 4年任期ごとボーナスが出るのを報酬に一本化して明確に。 | 本会議で提言 | 共産党さん提出の特別職報酬減額条例にも絡む |
渋谷区議会議員の定数削減 | 渋谷区議会 | 34人だと4委員会に均等配分にならないので、28か32に。 ただし、区議の数を減らしすぎると、少数意見が議席に反映できないようになるので、この辺が限界。 |
会派通じて提言 | 2年ごとに行われる「議会運営の諸問題」という会議での協議 |
渋谷区議会議員の経費節減 | 渋谷区議会 | 費用弁償(会議の出席手当)の削減→交通費の実費支給に 日程協議など手続き的な会議の削減 会議録作成にて、音声自動認識ソフト活用 |
一部、会派通じて提言 | 2年ごとに行われる「議会運営の諸問題」という会議での協議 |
政務活動費の適正化 | 渋谷区議会 | 政務活動費は、議員活動の経費を支給するもの 個人支給にすることで、責任を明確化 領収証および会派ごとの運用ポリシーのネット公開 |
会派通じて提言 | 2年ごとに行われる「議会運営の諸問題」という会議での協議 |
渋谷区議会の公開 | 渋谷区議会 | 本会議のリアルタイムネット中継 本会議に続き、委員会の議論もネットで見られるように マスコミ報道の許可 |
会派通じて提言 | 2年ごとに行われる「議会運営の諸問題」という会議での協議 |
しつこい客引き防止 | 危機管理対策部 | 条例はできたものの、客引き等はなくならない 風俗関係の対策も必要 |
条例はできた | 運用状況を見て適宜対応 |
項目名 | 所管部 | 内容 | 進捗状況 | 備考 |
渋谷~恵比寿間の道路整備 渋谷駅南口の区画整理 |
都市整備部 | 都市計画道路整備と区画整理・高層ビルに集約 永年の課題。これがあるから建替えできないビルが多い |
予算要望で提案 | 区全体の長年の懸案 |
分譲マンション老朽化対策 | 都市整備部 | 高齢化で資力が不足し、容積率も足りないマンション 震災時の周囲への悪影響を軽減するため、建て替え促進 |
調査開始 | 今後5年くらいで結論を出したい |
渋谷川暗渠の解決 | 土木清掃部 | 渋谷川の蓋かけは過去の渋谷区議会で決議されている が、今は水辺空間の回復(開渠化)も求められている 整理して、コンセンサスを作りたい 衛生・水防等で課題は結構残っている |
調査開始 | 今後3年くらいで結論を出したい |
私道整備の推進 | 都市整備部 土木清掃部 |
私道と言っても、重要な生活道路になっているところが多い 区が主導して老朽化した私道の整備を進めたい |
調査開始 個別に解決 |
区の方針として進めたい |
各種インフラ整備の促進 | 都市整備部 土木清掃部 |
橋梁長寿命化計画の前倒し 道路改修の前倒し 街路灯・ミラーの再整備 |
本会議で提言 | 資金はあるので、タイミングを 早めたいが、実務的に難しい |
電線地中化の促進 | 都市整備部 土木清掃部 |
電線地中化の促進 ただし、お金も高いし、工期が長く、街の負担も大きい |
調査開始 | 周囲とのバランスもあるので 方向性としてもっていたい |
プレーパークの充実拡大 | 土木清掃部 | 職員の確保 場所の確保 |
本会議で提言 | |
住民参加型公園整備 | 土木清掃部 | 公園整備する際に 早期告知 意見募集 ワークショップ型整備の導入 保育施設等への転用は慎重に |
本会議で提言 | 民主党で繰り返し取り上げている |
公園遊具の高度化 | 土木清掃部 | 地域シンボルとしての公園遊具の保存 工夫のある公園遊具の導入 |
本会議で提言 | 民主党で繰り返し取り上げている |
年末年始のホームレス対策 | 土木清掃部 | 毎年トラブルが起きている 支援者団体が適正な申請をするなら炊き出し・イベント等できるよう求めたい |
会派で申し入れ | 福祉部の対応(医療対応など)については少しずつ改善していると評価 |
<文教分野>
項目名 | 所管部 | 内容 | 進捗状況 | 備考 |
放課後クラブの 土曜・長期休暇対応改善 |
教育委員会 | 朝8時15分から→朝7時半からに 長期休暇中はお弁当→できれば給食に つまり、保育園並みにしたい |
予算要望で提案 会派メンバーが委員会で提言 |
前期から継続 こども子育て支援新制度に合わせて ぜひ導入したい |
放課後クラブの充実 | 教育委員会 こども家庭部 |
放課後クラブの特別延長を夜8時に。 おやつを16時頃支給できるように 保育園並みにしたい |
会派で要望書提出 | 前期から継続 こども子育て支援新制度に合わせて ぜひ導入したい |
『学び合い』の導入 | 教育委員会 | 上越教育大学で研究されている授業手法 『学び合い』は、クラスを安定させ、平均点を 劇的に改善する |
本会議等で複数回提言 | これは教育革命を起こすと確信している |
ロボットプログラミング教育の推進 | 教育委員会 | ロボットプログラミングは直感的で効果的 課題発見解決能力、論理能力向上 技術教育に留まらない |
本会議で提言 | 低年齢でも有効。 楽しみながら学習 |
待機児の現実的な解消策 | こども家庭部 | 需要把握が十分でないことが原因である。 需要把握(保育予約制度等) 需要変動の抑制(渋谷区民優先方針など) できれば子育てバウチャーに一本化するなど、「保育施設にはいれた人といれなかった人の格差」解消 |
本会議で提言 会派として重点政策 |
転勤など、親の事情によってこどもの 保育環境が変わるのは問題、との指摘も。 民主党の重点政策(バウチャーは合意取れていない) |
保育所の改善 | こども家庭部 | 待機児緊急対策としての位置づけだが その分特色と満足度のある保育所に 単年度契約ではなく、望む人は継続できるように |
一部本会議で提言 | 特色のある保育事業者との連携は 目途がついているので、方向性を出したい |
中学校での通級指導学級 (特別支援) |
教育委員会 | 小学校と中学校の接続 中学校における通級学級の設置 |
当事者ヒアリングの実施 予算要望で提言 平成28年より実施? |
実施に至るまで確認を取る必要 |
病児保育制度の拡大 | こども家庭部 | 病児保育助成制度の改善 施設型病児保育サービスの提供 |
本会議で提言 | もともと病児保育助成が民主党の提言 |
障害児保育サービス | こども家庭部 | 障害児保育サービスの提供 | 今後検討 | |
ボードゲームの教育活用 | 教育委員会 こども家庭部 |
ボードゲームを教育現場で活用 保育施設・放課後クラブ等 勝ち負け・会話・多様な能力 |
本会議で提言 視察や研究会など実施 |
一部活用始まる |
教育におけるPDCAサイクル | 教育委員会 | 第三者評価・保護者の評価などの有効性確保 学校広報の充実 指標の明確化(=いい言葉で取り繕わない) |
本会議で提言 連続して取り上げている |
少しずつ変わるか? |
図書館の充実 | 教育委員会 | 図書資料の充実 行政の配布した資料や地域の資料、地域を舞台にした作品などの収集 地域のお店を本の受け渡し窓口に |
本会議で提言 | ちょっとお休みしている 改めて提案したい |
メディアリテラシー教育 | 教育委員会 | スマートフォン時代に対応した教育を | 準備中 | |
インドアプレイグラウンドの整備 | 教育委員会 | 雨の日の遊び場確保 | 本会議で提言 | |
小学生の遊び場確保 | 教育委員会 | |||
食育の充実 | 教育委員会 | 食育は料理の実践と不可分 | 本会議で提言 | 「まいんちゃん」がきっかけ 一部実現 |
給食の無償化 | 教育委員会 | 義務教育の無償化に通じるもの 就学援助がいじめにつながることもあるので、無償化を進める意義は大きい 親の経済力からこどもを切り離す必要がある 「ただ乗り」を防ぐ必要もある |
本会議で提言 | 2011年選挙での主要テーマ 最終的には義務教育にかかる費用の完全無償化が必要 |
<福祉保健分野>
項目名 | 所管部 | 内容 | 進捗状況 | 備考 |
糖尿病の早期発見 | 健康推進部 | 指先糖尿病検査の導入。 気楽に検査できるようになり早期発見につながる |
本会議で複数回提案 | 前期から継続 |
予防接種の充実 | 健康推進部 | 助成・無償化はほぼ達成 今後は接種率向上(特にMR) トラベルワクチンの啓発(無防備な日本人と言われている) |
本会議で提案 | 日本で一番進んだ議論をしていると思う 自画自賛だけど。 民主党の重点政策 |
花粉症・アレルギー対策 | 健康推進部 | 花粉症・アレルギー対策を健康推進部を中心に進める 街づくりの観点からは土のエリアを増やす(花粉をキャッチ) 食物アレルギー対策は学校給食での特別食対応 |
特別食は本会議提案 | 個別政策は各所管部に分かれる |
敬老金の適正化 | 福祉部 | 敬老の意を表すため75歳以上に年1万円支給 存在確認の機会になっていて、行方不明者ゼロに貢献 しかし、年々増えること、民生委員の負担が深刻なことから 見直しが必要 |
本会議で提言 民主党の重点政策 アンケートを実施 |
支給方法の見直し(隔年・節目支給など) 支給年齢の見直し(80歳以上など) のどちらかが妥当では |
配慮が必要な人への対応 (特別支援教育に続くもの) |
福祉部 | 大人の特別支援体制の構築が必要 | 調査開始 | 切れ目のない支援が必要 |
(特定)健診の適正化 | 区民部 保健所 |
人間ドックの活用 |
||
電子お薬手帳の導入 | 保健所 | 電子お薬手帳の導入 薬剤投与の適正化 |
調査開始 | |
精神障害者向け雇用の充実 通所施設の充実 |
健康推進部 | 精神障害者が地域でできるだけ自立して暮らせるように取り組みが必要 | 本会議で提言 | |
<その他>
項目名 | 所管部 | 内容 | 進捗状況 | 備考 |
インターンシップの拡大 | 自主事業 | 長期的な取り組みのおかげで、鈴木けんぽうインターンは一つのブランドに 200人以上の卒業生のネットワークを生かしたい |
検討中 | |
NO選挙カー運動の再編 | 自主事業 | NO選挙カーネットワークを再編し、実効性のある取り組みへ 定義の見直し含め検討 |
今後協議 | 主催は伊藤ゆう都議 |
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- 政策, 渋谷区議会, 渋谷区議選・渋谷区長選