渋谷区議会議員の鈴木けんぽうです。選挙期間も中盤です。

 

選挙期間とはいえ、平日は娘を保育園へ送ったあと、九時から街頭演説にしています。

途中何人かの区議候補・区長候補に「余裕だねー」とか言われたけど、そうじゃないです。うちは特殊な家庭で、今ママも超多忙なので、私がやらなきゃならないのです。保育園の送り届けに加えてお風呂・食事・寝かしつけも。さすがにひとりじゃ無理で、おじいちゃんおばあちゃんのサポートもお願いしながらですけど。

 

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いつも以上に気が急く、早くしてほしい! 早く! じれったい! でも、自分でやってるんだから手は出せない・・・

 

心のなかは不安だらけ。落ちる可能性高い(>_<)

でも、子育て教育政策やってるのに、自分のこどもを疎かにしたらやっぱりよくない。「他の子は幸せにしたかもしれないけど、僕たちは幸せじゃなかった」なんて言われたら確実に後悔する。死ねる。

それに、ママ友達(?)に言われましたけど、「けんぽーちゃんのお子達が幸せでなかったら、けんぽーちゃんの政策が信用できやんくなる!」って。そりゃそうですよね。言動と政策が一致していないと信用できない。

 

とはいえ、私も最初からそんな風に考えていたわけではありません。むしろ、今の自分を見たら多分驚いていた事でしょう。

きっかけになったのは、八年前の選挙期間中、渋谷駅前ですがややすこさんに会ったこと。選挙期間中なのに、お子さんの保護者会に来てたらしい。

えー、マジか! 選挙大丈夫なのか? とその時は思いました。が、こどもにとってはたったひとりの母親なんですもんね。やらなきゃいけないことは、選挙期間中でもやらなきゃならない。

むしろ、ちゃんと仕事も生活も両立してこそ、意味のある政策提言ができるんじゃないか。そう思い直して今に至ります。

残念ながら、私は完全に両立できているわけではありません。先日行われた保護者会も、PTAのかかり決めも、日程の都合で前半30分だけしか出られなかった。先週土曜日の授業参観も半分くらい。でも、全く出られないよりいいかな、と。こどもの様子もちょっとだけ見られるしね。

 

もちろん、一人一人議員の状況も考えも違うから、他の人を否定するつもりはないです。それに、単純に活動時間が減ってるから、落選リスクは高まってます。

それでも、悔いのないよう、信念持ってやらないとね。選挙期間でも、子育てと選挙活動は両立させたいです。完璧ではないにしても。

そういう思いが理解されるような社会になったと、私は信じています。

 

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選挙活動の記録もちょびっと。一日150回位街頭演説しています。時間は短いけどすごく疲れる。思いが伝わるといいな