渋谷区議会議員の鈴木けんぽうです。お越しくださいましてありがとうございます。




内閣総理大臣が主催する「桜を見る会」問題が連日取り上げられています。公金を使った後援会の接待と化しているなどいろいろ疑惑が指摘されていますが、制度としての課題は「招待基準が不明確」「招待者がわからない」「華美なのではないか」という3点に集約されると思います。




そこで、これを反面教師に、渋谷区で例年行われている「新年交歓会」についても明確化を図るよう区長・区議会議長に要望を行いましたのでお知らせいたします。




国政はもちろん大事ですけど、地方議員の本分はその自治体の改善ですので、その範囲内でできることに取り組みます。




以下、区長に提出した要望書の本文です。




桜を見る会イメージ




<要望書本文>




令和元年11月18日




渋谷区長 長谷部 健 殿




渋谷区議会議員 鈴木 建邦




新年交歓会に関する要望




区政進展に向けた努力に心より敬意を表します。




昨今、国政において桜を見る会について様々な問題点が指摘をされています。年々予算が増えているのはどういうことか、閣僚や与党メンバーの私的な後援会に対する接待として利用されているのではないか、など指摘をされておりますが、関係書類等が存在していないため十分な説明ができていない状況にあると認識しております。




この件についての見解は差し控えるものの、渋谷区のイベント等、特に新年交歓会において同種の疑念を持たれないよう明確化を図るべきと考えます。




よって、渋谷区長におかれては、下記の対策を早急に講じることを要望いたします。なお同種の要望を渋谷区議会議長にも提出することを申し添えます。







  1. 新年交歓会の招待者基準を明確にし、ウェブサイト等で公開すること。
  2. 新年交歓会における招待者の役職名をウェブサイト等で公開すること。
  3. 新年交歓会の招待者リストを長期保存し将来の検証に対応できるよう取り組むこと。
  4. 新年交歓会につき不必要に華美にならないよう配慮すること。
  5. 区の周年行事等のイベント等を行う際には上記1~4に準じた取り扱いを行うこと。



以上