渋谷区議会議員の鈴木けんぽうです。お越しくださいましてありがとうございます。




10月23日、池田市の視察を委員会で行いましたので、報告代わりに自分のメモを載せておきます。




<倉吉市いきいき健康・食育推進計画>




国や県の計画を参考に、健康寿命の延伸を目的として策定された計画で、




  1. 生活習慣病の早期発見と早期治療
  2. 日常生活における生活習慣病の発生予防
  3. 健康を守るための社会環境の整備



を大きな柱として構成されています。




平成25年度からの10年間の計画であり、今回調査したのは平成29年度の中間評価です。




具体的な評価結果をいただいたので、渋谷の状況と比較して検討しようと思っています。




一つ感じたのは、10年間の計画というのはなかなか長期間なので状況や感覚がかなり変わってしまうということですね。




<健康診査&がん検診>




倉吉市の健康診査&がん検診は「個別健診」と「集団健診」の2種類が選べます。




  • 個別:都合のいい時間を選んで医療機関に直接予約し、そこで可能な健診メニューをうける
  • 集団:決められた日程・場所の中から選んで予約する。ものわすれ健診もセット。



もともと集団健診だけだったのを、個別も可能にして利便性が向上。個別のほうが利便性が高いのかな、と思ったらそんなに単純ではなく




  • 一か所でまとめて受けられる
  • なじみの場所で受けられる
  • 知人と一緒に受けられる



などの理由から集団健診も根強いニーズがあるようで、場所を増やしたそうです。また、案内でなかなかインパクトのある「大判はがき(A4サイズ)」を使っていて、これはグッとくるだろうなぁと感じました。




ものわすれ検査があることから、認知症の早期対応にも効果がありそうだ、ということで、委員の皆さん方も強い関心を持ったようです。




また、「集団健診」は使いでがいいかもなぁと。友達や家族と一緒にうけるのはきっかけづくりとして有効っぽいです。




<その他>




視察項目の健康・食育の計画は多岐にわたるものなので、質疑も活発に行われました。その中で特に注目を集めた物は以下の通り。




  • 健康づくり推進員:各自治公民館(208か所)にひとりづつ推進員を任命し、モニターなどを通じて健診受診率の向上に努めるボランティア制度
  • まちの保健室:看護大学の先生により、まちなかで血圧計・体脂肪測定、などを実施しつつ使い方や健康情報などを伝授



また、視察項目とは異なりますが、倉吉市はコンテンツツーリズムで有名な都市でもあります。その辺を感じさせる写真を2枚貼っておきます。




視察の際、出していただいたお茶菓子に添えられたメッセージ。なごみますね




倉吉駅にあったボード。「ひなビタ」という作品の聖地として有名です。