渋谷区議会議員の鈴木けんぽうです。

議員として、レファレンス機能を持った本を重視しています。何かあった時にしらべられるバイブルみたいなものです。渋谷区ローカルの議員ではありますけど、政策的状況や背景は日本の経済・外交・思想に起因するものが非常に多いです。当然、そういうものについて十分な知識を手元に置いておく(記憶している必要は、厳密にはないです)ことが議員としての能力に関わると思っています。

今日読んだのは、このようなレファレンス機能を持った本です。帯に「13歳から知っておきたい日本とお金の衝撃の真実」とありますが、経済的なデータをわかりやすく表現しているのでとても便利ですね。

 

読んだ本について

 

 

「あなたがもし残酷な100人の村の村人だと知ったら」について、政策に関係する点について、直接係るものだけでなく、ヒントも含めて備忘録的に書いておきます。

レファレンス機能を評価しているので、なにについて書かれているのかを記載しておきます。わかりやすいので区民への説明にも応用できそうです。

 

序 あなたがもし残酷な100人の村の村人だと知ったら

人口構成・人口減少、社会保障費の増大と「国の借金」、正規非正規格差・男女格差・こどもの貧困、生活保護、食糧問題、虐待、医療・介護・自殺、などの問題を寓話的に表現している。

 

第1部 ぼくらの日本はこんなにも残酷だ!

――目をそむけたくなるほどの「現実」を見よ

働き手の減少、高齢化、地方の減少、国際・社会保障費増、非正規雇用・ワーキングプア、こどもの貧困・母子家庭、生活保護、貯蓄率マイナス、国保滞納、食料自給率・食品ロス、奨学金、外国人労働者・不法就労、児童虐待、自殺、出生・死亡・結婚・離婚、介護、孤独死、DV、精神疾患、幸福度、のデータによる解説(資料も明示)

 

第2部 これからは3つの資本で生きのびよ!

――自分の「強み」を知り、助け、助けられよ

人生の資本は人(自分の能力)、金、人間関係。

 

以下、幸福論・生存戦略論なので割愛。

 

附録 なぜ、こんな国になったのか?
――あなたを縛る「お金」の正体を教えよう!