渋谷区議会議員の鈴木けんぽうです。
こちらの話について某所から問い合わせをいただいたので、担当課長に聞き取りいたしました。その辺を備忘録的にまとめておきます。
<教育ダッシュボードについて>
教育ダッシュボードについてはこんな感じです。
- 今まで学校で持っていたデータをデジタルで一覧化するもの。各種アンケートなど。
- 検索履歴については危険キーワードに設定されたものがあったら表示する
日経新聞でイメージされるようなすごい機能はありませんが、先ほどのツイートにありました通り、データを活用する基盤になっています。
危険キーワードに設定されたものがあった場合、学校として対応することになります。具体的な対応はそれぞれによるということです。
教育ダッシュボードについては、現職の教師の方から「データを保存することに力を使うことから、データをどうやって活用するかに仕事の重点が変わった」との感想をいただいており、質的向上につながっているといえそうです。
<検索履歴の活用について>
若干不安になるのが検索履歴の活用だと思います。教育ダッシュボードに出るだけではなく、検索履歴は活用されます。私も2つ目のツイートで「内心のぞき見できちゃう」と懸念を示しています。
こちらについてはこんな風に整理されています。
- 目的はあくまでも児童生徒の指導や授業改善
- 基本は調べ学習などの検索履歴データを確認し授業等に反映させるためのもの
- 端末は教育用として配布しており、児童生徒も入力内容は学校が把握していると理解している。保護者にも説明している
- 検索可能時間は授業時間を参考に平日16時まで、休日は13時までに設定(現段階)
ということで、基本的に学習でのみ検索が行われるものという前提があります。それ以外の検索は例外的な使用ということです。
なので、検索そのものが学習時に限られるという点で、内心を覗き見るという話ではない、と考えることとなります。
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