渋谷区議会議員の鈴木けんぽうです。
新年あけましておめでとうございます! 今年もご指導よろしくお願いいたします。
さて、そろそろ渋谷区議会議員の任期(4年)も終わりますので、選挙で掲げた政策の進捗状況について報告します。
うまくいったものもうまくいかなかったものも、包み隠さずご報告しますね。
目次
〇総評 70点
コロナの影響でかなり状況が変わりました。
- コロナで感染症対策がとても重要になり、たくさんの提言をした ◎
- それ以外の健康政策はほぼ進まなかった(保健所が多忙なため)△
- 教育はタブレットの有効性がかなり進んだ(ギガスクールを背景に)◎
- 子育ては保育園の待機児が解消された(コロナの影響もあり)〇
- 議会改革等は後回しになってしまった(コロナ対応のため)×
という感じです。長年取り組んできた感染症対策が極めて重要だった4年間でした。

政策1 健康政策 ◎
「こどもをはじめ、区民の健康を守る政策に全力で取り組みます!!」
と銘打って、健康政策について第一に取り上げています。この4年間、特に感染症対策が極めて重要だったことから◎としました。
予防医療の充実 ◎
オリンピックに向けた輸入感染症対策 ◎
この二つの項目については、2020年の1月から今まで新型コロナウイルス感染症が猛威を振るっていましたから、その関連で大小さまざまな提案を行いました。
特に
- 予防接種を受けたい人が受けやすい環境づくり
- 不要な制限の撤廃
- 感染症に強い街づくりに向けた様々な提案
など、知識や経験を活かし対応できたと思います。
自画自賛するようですけど、コロナに限らず感染症全般をターゲットにした対策を提案したことが私の特徴です。おかげさまでマニフェスト大賞という政策コンテストでも優秀政策提言賞をいただきました。
ということで、感染症対策では内外から高いご評価をいただきました。コロナ前は感染症対策に無関心な議員も多かったですが、その時期から警鐘を鳴らし続けていたという意味でもこれについては胸を張って◎です。
アレルギー対策 △
残念ながら、アレルギー対策については毎年の予算要望で提案するのにとどまっています。なので△。
分煙強化 〇
コロナで喫煙所の環境が見直され、いくつかの喫煙所が廃止された一方、換気を考慮した喫煙所が設置されました。その意味で分煙強化は進んだと思います。お店の分煙は法と都条例で進んでいますが、お店が多すぎることとコロナで対応がむつかしかったことで若干足踏みですね。なので〇
政策2 子育て教育 ◎
「子育て支援の充実と質の高い教育改革を進めます!」という項目です。特にタブレットを使った学校教育やネウボラ設置、プレーパーク増設などで大いに進んだと思います。待機児解消もこの4年の間に達成されました。
子育て支援の充実 〇
なんといっても保育園の待機児童が解消されたのが大きいですね。ただし、コロナもあって保育需要が落ち着いたから、という側面もあり、今後も続けられるかどうかはちょっと不明です。
また、長年求めてきたプレーパークの増設(はるぷれに続き恵比寿近隣に)が実現したのも大きいですね。ただしこれも区長の公約ということが大きいと思うので、私はサポートにとどまったと思います。
ということで、総合的には〇です。
教育改革 ◎
学校におけるタブレットを活用した教育などで繰り返し提言を行い、コロナ感染症の拡大期にもオンライン学習を可能にするなどの成果を生みました。特に自分がPTA会長を務める学校では校長も応えてくれて積極的なタブレット活用が行われ、各方面からご評価いただきました。
各校対応の中、課題の出し方等で効果的な学校の例を教育委員会を通じて展開してもらうなどいい仕事ができたと思います。
ということで、自己評価は◎です。
政策3 防犯・防災対策 △
どうしても感染症対策に偏ってしまい、防犯・防災対策の部分では対応が手薄になったことは否めません。
防犯カメラの設置強化 〇
多少進みました。
ハロウィンなどの群衆対策 △
コロナの影響でだいぶ落ち着きましたが、今後に対して有効な対策は提案できていません。
帰宅困難者対策や耐震まちづくりの促進 △
細かい点はいくつか提案しましたが、目立った成果はありません。
ということで、総合的にはこの項目△です。
政策4 議会改革 ×
議会改革についてはこの機会にオンライン化を進めようという話をしましたが、なかなか進められなかったというのが現実です。申し訳ありません。
資料の電子化や委員会のインターネット中継 ×
ほとんど進めることができませんでした。
以上、ご報告しました。今年は平和で幸せな一年になるよう祈ります。
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