渋谷区議会議員の鈴木けんぽうです。




渋谷区公認の「バーチャル渋谷」について、国際交流ボランティアを置いたらどうか、という提案をしました。




バーチャル渋谷は渋谷区観光協会、渋谷未来デザインという外郭団体が加わっており、コロナ禍での観光行政を期待されているものです。




こちらに最近海外ユーザーが多いのですが、その状況を有効に使って観光行政に役立てたいな、と考えました。




詳しくは要望書本文をご覧ください。




<要望書>




令和3年7月19日




渋谷区長 長谷部 健 殿
渋谷区議会議員 鈴木 建邦




バーチャル渋谷・原宿における国際交流について




区政進展に向けた努力に心より敬意を表します。
渋谷区では外郭団体である一般社団法人渋谷未来デザイン、一般社団法人渋谷区観光協会を中心にした渋谷5Gエンターテイメントプロジェクトの取り組みである「バーチャル渋谷・バーチャル原宿(以下VR渋谷)」を公認の取り組みとして連携し、コロナ禍の観光行政やハロウィン等における対策に活かしているところであり、時代にあった取り組みとして高く評価するところです。




VR渋谷はVRプラットフォームであるCluster上で展開されています。Clusterと提携しているアバター配信アプリであるREALITYは、近年対象となる国数を急速に増やしており、非日本人ユーザーが6割を超えています。そのため、REALITYアバターを活用したユーザーの多国籍化が進んでいるように見受けられますが、十分な対応がないため定着していない状況です。




渋谷区としては、この機をとらえてVR渋谷における国際交流・観光行政に取り組んではいかがでしょうか。下記の通り要望いたします。







  1. VR渋谷にVR観光案内所(国際交流の拠点)を設置し、国際交流ボランティアを置くこと。国際交流ボランティアはCluster、REALITY、Twitter、区ニュース等さまざまな媒体で募集すること
  2. VR渋谷の観光ツアーを定期開催すること。英語やその他の言語に広げることが望ましい
  3. VR渋谷と現実の渋谷にフォトブースを設け両方で同じ写真を撮れるようにするなど、バーチャルと現実との両方で渋谷を訪れる仕掛けをすること



以上




(国際交流拠点・観光案内所の課題)




  • Clusterの特性でイベントなど特定時間以外には人がいない=待機時間が長い
  • 海外勢の来る時間は深夜が多い=開設時間を設定するのがむつかしい
  • ボランティアが集まるかどうか



(資料)




Clusterと連携しているrealityは国際化が進み、そこから海外勢が流入している








Clusterでの国際交流は始まったばかりで課題がある。問題意識を持っている方もいる