学校宿泊行事に関する要望書（その３）を提出しました。

渋谷区議会議員の鈴木けんぽうです。

渋谷区立庄中学校における宿泊行事の中止・延期について、７月９日に要望書を、７月１２日に要望書（その２）を提出しましたが、改めて先日（７月１６日金曜日）要望書を提出しました。

（注意）１６日時点で未公表の内容も含むことから、１９日のブログ公開となりました

本文中にも書きましたが、結果的に多くの学校が延期するという選択になりそうです（ただし、日程等は縮小されることになります）。要望書（その２）で示した懸念と提案が十分踏まえられており、許容できる線に落ち着いたかなと思います。

とはいえ、遠足は帰るまでが遠足、宿泊行事も帰るまでが宿泊行事です。児童生徒が成長し、思い出に残る素敵な行事になることを願い、確実で安全な実施に向けて再度要望事項を提出しましたのでご確認ください。

＜要望書本文＞

令和3年7月16日

渋谷区長　長谷部　健　殿
渋谷区教育長　五十嵐　俊子　殿

渋谷区議会議員　鈴木　建邦

学校宿泊行事に関する要望（その３）

区政進展に向けた努力に心より敬意を表します。

7月9日に「学校宿泊行事に関する要望」を、7月12日に「学校宿泊行事に関する要望」（その２）を提出いたしました。要望の趣旨を十分踏まえ、教育委員会は学校と連携して適切な対応をしてきたことを評価します。

主要な代替策として実施延期の筋道をとっていただいていると承知しております。これはリスク（感染リスクだけではなく、円滑な実施を妨げる多様なリスク因子を指します）や追加の負担を最小限にしつつ教育効果を十分確保するための対応であり、許容できるものです。

とはいえ、今後の感染状況によっては延期でも確実に実施できるとは限らない現状です。安全な実施、確実な実施を願い、改めて下記の通り要望いたします。

記

宿泊行事については延期、代替案を問わず、今年度中に確実に実施していただきたい。十分な感染防止対策をとり、今後の緊急事態宣言の発令にかかわらず実施できるよう取り組むこと。
実施に当たって参加者の新型コロナウイルス感染症の検査（簡易迅速検査を含む）を実施する、もしくは参加者に義務付け、無症状感染者の発見に努めること。
行程からいわゆる観光地を外すこと。
宿泊行事に参加する教職員・関係職員が新型コロナワクチンの接種を確実に受けられるよう対応すること。
保護者への経緯説明、相談対応を充実させること。学校のみに任せるのではなく、教育委員会がどのような根拠で判断したのかを文書で配布すること。
児童生徒を信じ、丁寧に説明し、有効な感染症対策への協力を求めること。
その他、実施に必要な支援を教育委員会として徹底して行うこと

以上