渋谷区議会議員の鈴木けんぽうです。お越しくださいましてありがとうございます。




今朝、関東地方を強い勢力の台風が襲いました。




それに伴って渋谷区立の学校は休校。ですが、なんと肝心な緊急メールシステムがダウン! でうまく連絡が徹底できないという事件が。




いろいろ学校とPTA等で対応していましたが、なかなか大変でした、正直。ということで、要望事項をまとめて教育長に提出しました。今後連絡体制の見直しが行われると思いますので、その参考にしてもらえればなと。




なお、教育長は本日泊まり込みだったそうで…いやはや大変です。ご苦労様でした。




拙いながら文字入力も




<要望書>




令和元年9月9日




渋谷区教育長 豊岡 弘敏 殿




渋谷区議会議員 鈴木 建邦




災害時の学校からの連絡に関する緊急要望




区政進展に向けた努力に心より敬意を表します。




9月8日から9月9日にかけて、関東地方を台風が襲いました。教育委員会および各校においては情報収集や9日の学校の登校時間及び休校についての決定および連絡に追われたものと拝察いたします。




残念ながら、今回は教育委員会の採用しているメールシステムが9日朝の時点でダウンしており、学校から保護者への連絡が徹底されず、児童生徒が登校した事例が発生いたしました。週末をはさんでいたこと、交通機関に大きな乱れがあったこと、休校の判断となる警報が7時台に解除されたことなどの状況もありますが、児童生徒の安全確保を考えれば保護者との確実な連絡体制構築は絶対に必要な要素であると考えます。




そこで、下記について要望いたします。







  1. 災害時には休校等の連絡が十分いきわたらない場合があるので、「迷ったら登校しない(身を守ることを優先)」を児童生徒および保護者に徹底させること。
  2. 「7時の時点で大雨警報が出ていたら休校」などの客観的基準を周知徹底すること。
  3. 連絡手段には利用できないリスクがある。複数系統の連絡手段を確保すること。
  4. 音声情報や保護者間の連絡では途中で内容が改変される可能性があるので、渋谷区教育委員会のサイトですべての新着情報を確認することができるようにすること。あわせて学校のウェブサイトでも確認できることが望ましい。
  5. 文書での連絡は保護者に届かないことがあるので、学校のウェブサイトでも確認できるようにすること。タブレットの持ち帰りを徹底し、そこで確認できるとなおよい。
  6. 緊急メールシステムにあっては、安定性の確保に取り組むこと。メンテナンスに留意し、稼働していないアドレスの確認などを随時行うこと。また登録数が不足すると真価が発揮できないので、定期的に登録案内、テスト配信を行うこと。またその意義を説明すること。
  7. 災害等による急な休校等にも対応できるように、授業の時間に関し十分な余裕を確保すること。学校行事の見直し・簡素化を進めること。



以上