渋谷区議会議員の鈴木けんぽうです。
年度末で忙しいですが、合間を縫ってインターンの受け入れです。大学インターンは二ヶ月間の最終日、高校生インターンは三日間の初日となりました。
速読練習会
情報処理能力の高度化はこれからの社会で必須です。その意味で、読むスピードの向上は重要な武器になります。(
そこで、大学生インターンの希望者には、早く読む技術の一部を習得してもらっています。
あわせて、なんどもなんども「本を読め」と。その効果はこんな感じです。
ミーティング
大学生インターンの最後のまとめ。どんなことを教えたか、再確認してもらいました。社会に出た時に役立つような心構えやモノの見方、気を付けなくてはならないこと、仕事のとらえ方などなど。
OBOGのみなさんもいらっしゃって、積極的にメモを取ってくださっていました。ヒントになるとしたらありがたいことです。
ディスカッション1:若新雄純さん
鯖江市JK課などで有名な慶応義塾大学特任助教の若新雄純さんにはすでに5年以上お世話になっています。
また若者政策の調査を兼ねて、ディスカッションをお願いしています。
若新さんを囲んで熱のこもった議論
もともと産業心理学の研究者であり、また最近では若者を基軸とした街づくりのエキスパートとなっていることもあって、最新の研究成果を盛り込みつつ若者の「リアル」を引き出していただけます。初回の2月頭は「発信してフィードバックを得ること」、二回目(今回)は「自己肯定感と自己効力感の違い」をテーマに刺激的なディスカッションをしていただきました。
「友達だけが志望校に入ったら絶交する(した)」とか「友達に恋人ができたら喜ぶだけではなく胸が痛くなる」とかの本音を引き出すことで、生活全般にわたって自己効力感をついつい求めてしまう現代の若者の特性をあぶり出し、それにはどのような辛さがあるのか、どう転換すれば楽になる可能性があるのか、などお話しいただきました。
学生たちにとっても私にとっても、非常に発見の多いディスカッションとなりました。
金王八幡さくらまつり
本来あまり地元活動的な政治活動はやらないのですが、せっかくの機会でもあるので、お世話になっている地域団体の方が出店している金王八幡神社の桜まつりへ。
桜自体はわずかしか咲いていませんでしたが、あたたかい陽気で地域の家族連れが多く、にぎやかに行われていました。
地域団体の方々からは、地域行事へのかかわりや団体参加へのアプローチのむつかしさ(平たく言えば、新しいメンバーを募りづらい)、地域への思いなどを伺いました。ありがたいことです。
ディスカッション2:高橋亮平さん
18歳選挙権導入の立役者、中央大学特任教授の高橋亮平さんに、18歳選挙権の狙いや世代間格差の深刻さなどについて伺いました。
高橋さんはもともとNPO法人ライツを立ち上げたメンバーの一人で、10代のころから20年近くにわたって18歳以下選挙権の導入を訴え続けてきました。そのころからの経緯を含めて、今回のディスカッション&ヒアリングに応じていただきました。
もちろん、私の政策調査を兼ねています。
直前に「鈴木事務所のレベルの高さを楽しみにしてますね♫」なんてメッセージをいただいたものだから、大変!
事前準備として1時間ほど資料の読み込みをいたしました。
机の上に大量の資料。処理能力も鍛えましょう・・・
生徒会長として校則を半減させたりこどもの権利条約をつかって公開質問状を出したり(記者会見したり)といったご自身の成功体験からはじまり、選挙権・被選挙権年齢の引き下げを提案した理由、政治教育、世代間格差、政治が直面する課題の多様性、アウトカムなど。
高橋さんのエネルギーに圧倒されながら、一生懸命くらいついているのが印象的でした。
高校生が一生懸命高橋さんのパワーについていきます
ということで、高校生にとっても大学生にとっても刺激的な一日だったのではないかと思います。
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