渋谷区議会議員の鈴木けんぽうです。
明日、11月27日、13時半ごろから渋谷区議会で登壇し、一般質問(質問形式の提言)に臨みます。
内容は、
1)こどもの教育と健康政策
いままでずーーーーっと取り組んできた内容です。たぶん、同僚議員は耳タコかも。
・アクティブラーニングへの対応
惚れこんできた教育手法『学び合い』をぜひ渋谷区でも広げたい! という思いを、時代背景と絡めて質問に仕上げました。自分のこどもも含めて、今のこどもたちには絶対に必要な視点だと思っています。
主体的に、共同的に、学習の成果を産みだしていく。
課題を与えられて、1人で黙々と考えるわれわれの受けた教育とは真逆です。が、われわれのやっている仕事とは同じやり方なんですよね。誰もがそれぞれの立場・能力を十全に発揮してチーム(学校だとクラス)に貢献し、成果を上げていく。こんなに効果の上がる授業手法は他にないと確信しています。
アクティブラーニングについて、質問します。
・放課後クラブについて
保育園から小学校に上がると落差が激しいです。そのうち、保育園のママ友から要望の強い2点、時間延長と長期休暇の昼食提供について質問します。
放課後クラブを強く求めているのは、やっぱり保育園ユーザー、つまり働く親です。できるだけ保育園と同水準を確保していきたいなぁ・・・という思いを込めて。
・多文化に直面するこどもの支援
ハーフの子とか、駐在経験ある子とか、けっこう大変なようです。
当事者ご家庭、および周囲の関係者(保育士や教員など)向けの対策やりましょうという質問します。
最近渋谷区で話題となっている「ダイバーシティ」の観点からも大事な話。
・HPVワクチンについて
子宮頸がん予防ワクチンは、副反応が非常に多いのではないかと言われています。そのために、国の方針として「受けなきゃいけない予防接種だけど、接種を積極的におすすめはしない」というややこしい保留状態になっています。
私の見解を言えば、日本だけ顕著に多いのは科学的にちょっと考えられないので、副反応についてはワクチン由来ばかりとは思えないのですが、まぁここは専門家に任せるしかないなと思っています。
でも、はれ物に触るような感じで、行政が「HPV? なにそれ美味しいの?」みたいになっている現状はよくないと思います。
われわれ民主党渋谷区議団は情報提供を極めて重視しています。自分で考えて自分で決定する。その素材となる情報については、包み隠さず住民に提供していくべきです。その観点から見て、子宮頸がん予防ワクチンの情報が当事者にほとんど届かない状況は極めて問題があるだろう、と考えています。
これは、子宮頸がんを推進しようが、反対しようが、変わらないと思います。
いい情報も悪い情報も包み隠さず伝えて、考えて、選んでもらうのが大事。その辺、検討しませんか? と質問。
むつかしい質問なので、回答する区・保健所には辛い思いをさせるような気もしますが…時代を進めるために、保健所にはがんばって答弁して欲しいところ。
2)まちづくり
・分譲マンションの建て替え促進
住民が高齢化した分譲マンションが増えています。
こういうマンションの建て替えは極めて難しいです。「今のままでいいじゃん」となりがちです。
ここを解決しようよ、という質問。
・私道の整備
私道は所有者が管理するのが原則ですが、時代とともに関係者が変わったり、増えたり(小さな土地に分筆して売る、アパートやマンションが建つなど)すると難しいです。この辺を解決しようよ、という質問。
上の二つは、どちらもほっとくと周りに悪影響を与えるよ、当事者だけだと難しいよ、という課題です。
・民泊
airB&Bなどでかなり活発になってきた民泊。
無限の可能性を秘めていますが、トラブルの種にもなっています。
ここをどうするか、という質問。
私は、細かい制度・事業はあんまり渋谷区議会の本会議では取り上げません。考え方を問うているつもりです。
ということで、答弁どうなるか楽しみ。
詳細な内容は質問後に掲載します。