今日は渋谷区議会で本会議が行われました。


補正予算(本予算に追加して実施する事業などが計上されています)など、緊急で処理しなければいけない案件について決定するためのものです。


◎補正予算


・初台保育園の拡張(待機児対策で平成27年度に拡大)
・都市整備基金の積み増し(将来の施設整備・改修需要に備えて。35億積んで276億に)


→ 必要なことですので賛成。
特に、基金の積み増しは永年「もっと増やせ、もっと増やせ」と提言を続けてきたので、高く評価するものです。

一般会計800億前後、貯金は財政調整基金(自由に使えるお金)308億、都市整備基金276億、合計584億になります。



◎議会の議決に関する条例


議会で議決すべき案件(議決事件と言います)を追加するものです。
具体的には、
・総合庁舎建て替えに伴う基本協定
・定期借地権の設定
の二つを追加します。


基本協定は今回のみでしょうが、定期借地権の設定は今後常に議決対象になるものです。


→ 議会での関与が拡大するので賛成。
一部、「そもそも総合庁舎建て替えに反対だからこの条例も反対」という議論がありますが、私たちはそうは考えません。
むしろ、議決事件に加えなければ、賛否すら言う場所がなくなるわけです。

議決事件になった場合、問題があれば意見をいったり修正を求めたり、過半数の反対があれば廃案に持ち込むことだってできるようになるわけですから、
むしろ反対だったり懸念を持っていたりする人こそこの条例には賛成すべきだと思っています。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、は論理的ではありません。


特に、定期借地権については、売却と違い長期に区が負担を負うわけですから、議会の賛同を求めるべき重要案件といえます。
今後、設定されるときにもしっかり審議に臨んで参ります。



議会も後半戦に入ります。3月末までの長丁場、がんばります。