渋谷区議会議員の鈴木けんぽうです。
新聞記者さんから連絡があって、「選挙の時は『元区会副議長』の肩書にしますね」と確認されました。
実は、副議長をやったのは2007年~2009年の2年間。
「けんぽうは過去の栄光にすがっている!」
みたいに思われそうなんで、事情を書いておきます。
<新聞記者さんとのやり取り>
某党のやり取りをもうちょっと正確に書くとこんな感じです。
記者さん「けんぽうさん、立候補の時に記事で紹介する肩書は?」
けんぽう「あ、『区議会議員』でお願いします」
記「現職の方は区議会議員ってダメなんですよね」
け「あー、そうでしたね」
記「前回は『元区会副議長』でしたけど」
け「じゃあそれで」
ということで、区議会議員が肩書として使えないのでやむを得ず。なお6文字以内なので区議会→区会となります。
政党に所属していたときは「党支部役員」とか「党都連役員」とか使った気もしますが、無所属の今はそれも使えないのでしょうがない。別に過去の栄光をアピールしているわけでもないんです。
<参考:議会役職一覧>
さて、すっかり議会役職を忘れていたので調べて一通りまとめてみました。備忘録です。
1期目2003~2007・28~32歳
前半)無役(2005年3月・予算特別委員会副委員長)
後半)都市環境委員長
2期目2007~2011・32~36歳
前半)副議長
後半)幹事長
3期目2011~2015・36~40歳
前半)交通公有地特別委員長
後半)無役→五輪パラリンピック特別委員会副委員長
4期目2015~2019・40~44歳
前半)総務副委員長
後半)幹事長→解党で無役
5期目2019~2023・44~48歳
前後半)無役
ご覧の通り、議員になった前半は重責が回りまくっていましたが、無所属になった今はのんびりしたものです。
1期目後半の常任委員長時代は、経験値も低い状態で初めての都市環境委員会での委員長職、これは辛かった。何をやるかわからないので10年くらいの委員会議事録を全部読みこんだけれど、委員会運営の大事な部分って休憩中の協議なんで議事録には載ってないんですよね…
例規集と先例集を読みまくっては見たものの、座学の知識なんてほとんど意味ない。何度も何度も失敗して、頭下げて、議会運営を体で覚えた感じです。議員たちも今に比べて圧倒的に厳しかった。答弁に満足いかなければ委員会は止まる、怒号が飛び交う、きちんと対応できなければ控室に引っ込んじゃう、同じ党の中で喧嘩する。いや、辛かったね。
まあ、そういう修羅場みたいなものがあって、今があるわけですね。はい。
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