渋谷区議会議員の鈴木けんぽうです。
2022年夏のインターンも今日で終了。お疲れ様でした。
インターン活動の中で一般質問の内容を作ってくれていたんですけど、残念ながら私が当日風邪で欠席したのでお蔵入りになっていました。これについて要望書の体裁にし、教育長に提出することで最後の活動としました。
学校整備方針を読んで感じた小さな違和感、学生さんが自分の体験から「喧嘩したりして誰とも話したくない時がある。この整備方針だとそういう場合につらいと思う」という感想を、政策的にまとめてくれました。
たしかに、交流を強いられるばっかりでもねぇ…ということで、ウェルビーイングの観点から施設面での配慮を求めたものとなりました。ご覧いただければ幸いです。
<要望書内容>
令和4年9月20日
渋谷区長 長谷部 健 殿
渋谷区教育長 五十嵐 俊子 殿
渋谷区議会議員 鈴木 建邦
学校施設整備における「望まない交流をしなくて良いスペース」
設置に関する要望
「望まない交流をしなくて良いスペース」設置に関する要望
区政進展に向けた努力に心より敬意を表します。
『新しい学校づくり』整備方針が示されました。今後の理想を示したものと評価します。
特に特徴的なのは交流です。学年や多様な特性を乗り越えて児童生徒が自発的・積極的に交流できるよう考えられています。
他方で「だれとも話したくない」「友達と気まずくなった」という時に望まない交流を迫られない余地を慎重に確保することも、児童生徒のウェルビーイングの観点では重要です。
よって、各学校の建て替え整備の際には「望まない交流をしなくて良いスペース(パニック障害傾向の子でもクールダウンできる安全な静寂空間、自習室のように同じ場所において違うことをする空間、あるいはシアタールームのように同じ体験をするが話さない空間、など細かく場所を設定するのが望ましい)」を確保するよう要望いたします。