渋谷区議会議員の鈴木けんぽうです。
東京都内では新型コロナウイルス感染症(オミクロン株)の感染が急速に拡大しています。
これを受けて、学校教育におけるオンライン併用の分散登校などを今後スムーズに導入するように教育長(区長にも)に要望してきました。
以下、要望書を掲載します。
令和4年1月17日
渋谷区長 長谷部 健 殿
渋谷区教育長 五十嵐 俊子 殿
渋谷区議会議員 鈴木 建邦
学校教育におけるコロナ対策に関する要望
区政進展に向けた努力に心より敬意を表します。
現在、新型コロナウイルス感染症はオミクロン株の流行に入っており、東京都でも1日平均3,000人に近い新規感染者が見つかっておりリスクの高い状態となっております。
主流のオミクロン株については、従来株と比べ軽傷との研究もあるようですが、他方でワクチン2回接種の方も数多くり患しており、実効再生産数が高い現状です。
学校については積極的な感染対策がとられており、また他者との交流も少ないことから比較的安全であると考えますが、現下の状況、オミクロン株の特性を考慮すると、速やかに対応が必要と考えます。
以上より、安全な学校教育のために下記の通り取り組みを強化するよう要望いたします。
記
- まん延防止等重点措置が検討されているようであるが、適用された場合には速やかに区立学校等においてオンライン対応を実施し、感染を懸念する家庭がオンライン学習を選択できるよう取り組むこと。
- 緊急事態宣言が導入された場合速やかにオンライン併用の分散登校を導入すること。ただし家庭の事情や児童生徒の生活からオンライン対応がむつかしいご家庭に配慮すること。
- 抗原検査を導入して感染者のスクリーニングを行うこと。卒業式等の行事の前など、適宜行うことが望ましい。
- 教職員のワクチン接種を徹底すること。また、接種可能年齢の児童生徒の接種啓発を行うこと。
- その他、各校の教育活動に必要な支援を徹底して行うこと
以上
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- 教育, 新型コロナウイルス感染症対策