渋谷区議会議員の鈴木けんぽうです。




9月11日の渋谷区議会での質問内容を簡単にまとめておきます。




今回は「渋谷区がトップランナーとして直面しているもの」です。先進自治体なので、他自治体とはちがう課題が渋谷区には数多くあります。それを集中的に取り上げました。




<質問&答弁要旨>




(けんぽう)渋谷区はICTの教育活用についてはトップランナーだが、ガラパゴス化しないよう他自治体と連携すべき




(教育長)スケジュールやコスト面機能面などそれぞれ異なるから難しいが、将来的にはシステム共同調達を目指したい




(けんぽう)デジタル上の児童生徒の作成物について著作権をどう解釈し、タブレットの切り替えでどう対応したのか



(教育長)児童生徒の制作物は著作物。希望がある場合には卒業時にデータ上で移行できるものをディスクで提供する



(けんぽう)渋谷区ではグループウエアを業務に使っているが、公文書にあたるものがあり、保存や情報公開の対象になりうる。
国や他自治体にさきがけた取り組みですからルールが十分定まっていない。渋谷区モデルとして確立すべき




(区長)業務上必要な文書は情報公開の対象になる。グループウェアの仕様上運用が難しいので、情報公開の対象になる情報については別に管理するようにする。専門家の意見を聞きながら制度化する




(けんぽう)バーチャル渋谷の更新は区がリーダーシップを発揮してほしい。バーチャルリアリティの活用をどう考えているか




(区長)バーチャル渋谷の発展に寄与していきたい。バーチャルリアリティの活用よりもまずはデジタルトランスフォーメーション(申請などをデジタル上へ置き換えること)が優先課題




(けんぽう)本来体験しづらいものを体験するバーチャルリアリティの教育活用を




(区長)他自治体の動向を見る




(けんぽう再登壇で指摘)待ちの姿勢ではなく積極的に渋谷がトップを走ってほしい




(けんぽう)歴史的建築物等のバーチャルリアリティ上の保存も考えては




(区長)価値ある取り組み。手法として研究課題