渋谷区議会議員の鈴木けんぽうです。
お越しくださいましてありがとうございます。
本日は渋谷区議会の五輪パラリンピック特別委員会。五輪マラソンのコースを視察してきました。渋谷区内なので、国立競技場からおよそ600メートルほどです。
マラソンは7時スタート。女子トップ選手が2時間半程度なので9時半~10時頃がゴールとなります。
そこで今回は10時に渋谷区議会に集まり、有志は自転車でコースまで行くことになりました。
選手と観客の暑さを実体験するドM自転車コースに私も参加。暑かった…
<コース実踏>
先ほども書きましたが、渋谷区内は競技場から600メートルほど。行きはスタート直後、帰りはゴール間近という好エリアです。
ついた瞬間からもう茹だるような暑さ。コンクリート日陰なしの場所なので35度を越えていたようです。これはリタイア続出じゃないかな…
お恥ずかしい話、私も5月のハーフマラソンで熱中症リタイアしているので、選手たちの健康が心配になります。相当キツイよ?
ご覧の通り競技場周辺はほとんど日陰がありません。スタート直後はまだしも、ラスト1キロはしんどいだろうなあ…
それ以上に気になったのは観客。ラストのとてもいいエリアですが、暑い! 暑い! 暑い!
数時間待ってる観客は地獄じゃないかな。
ということで、酷暑のなかヒーヒー言いながら視察は終了しました。なんにも対策打たなかったらマラソン大惨事だよこれ。
各委員も同じように感じていたようで、意見を取りまとめて提言にしようとの流れができました。
今後協議され、9月~10月の本会議で意見書として関係機関に正式に申し入れるかもしれません。
その意味で非常に有意義な委員会となりました。
<提言したいこと>
- 時期か時間を見直すこと
- 競技場周辺、特にマラソンコースは歩道・車道とも遮熱性舗装などの対策を取ること
- 路上での観戦ルールを定めること
- 観客保護のため、救護所や休憩所、冷気送風機等を適切に設置すること
今回の視察を経て、私が現段階で提案したいことはこの四点です。深い検討はしてませんので現実的でないものもあるかもしれません。
これは渋谷区議会五輪パラリンピック特別委員会で今後協議してもらい、まとまれば東京都やオリンピック委員会に提出されることになります。
<おまけ>
今日の委員会は熱中症予防という意味から、また自転車での移動ということもあり軽装が推奨されました。
渋谷区議会始まって以来、ハーフパンツで委員会に出席することは無かったと思います。
おそらく全国的に見ても少ないんじゃないかな…
ということで、服装の点でも今回の委員会は画期的なものとなりました。
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