渋谷区議会議員の鈴木けんぽうです。

 

渋谷区議会では今日文教委員会が開かれ、某大学(締結日の5月まで伏せます)の大学院と保育分野で連携するとの報告がありました。保育については待機児童問題が大きいですが、保育の質の向上も重要なテーマです。

こどもたちを安全に、そしてスクスクと育てていくことが保護者の皆さんにとっても地域にとっても大事なのは間違いありません。その意味で、研究の最先端を走っている大学との連携は大歓迎! なところですよね。

 

 

 

ちなみに、私は「渋谷区で保育についての研究・研修機関をつくり、保育の質の確保と保育士のキャリア形成を目指そう」という提言をしたことがあります。保育の質の確保もさることながら、保育士さんにとってはスキルが系統かされていませんから正当に評価されないし、上級職がほとんどないので将来のスキルアップ・キャリアアップの見通しがたちません。これが高い離職率の一因だと考えています。

ここを改善させる方向に進むといいなあと。

 

<具体的な連携内容と感想>

 

今回の連携内容は、(1)大学院の保育・幼児教育に関する調査研究事業に渋谷区が参加協力する(2)渋谷区の子育てに関する取り組みについて大学院の知見を提供する、の2点です。

 

私からは

  • 調査研究にあたっては保護者への説明・同意を徹底すること
  • 各種調査にあたっては設計の段階で協力を仰ぐようにすること

を提案しました。

特に二番目は重要だと思っています。データが重要視される時代、研究者の知見を活用できることのメリットは大きいです! 地味ではありますけど、着実に成果を出していくことを期待しています。