渋谷区議会議員の鈴木けんぽうです。

今日は全国若手市議会議員の会の研修で柏市さんに。

全校でプログラミング教育を実施している珍しい自治体です。

 

<国の動向>

 

次期学習指導要領全面実施において小学校でもプログラミング教育が導入されます。

生活になくてはならないものになりつつあるということに加え、論理的思考を育てていこうとするものです。

柏市の取り組みは、これを早期に開始する、しかも全校でやると言うことで非常に進んだものです。

 

レジュメ。上のパソコンで実際にscratchプログラミングを体験しました。


 

<柏市の取り組み>

 

そもそも柏市が先行できた土壌として、

 

  • 昭和60年代にある小学校でBASICなどのプログラミング教育を約10年間行っていた
  • 以前よりICT支援員を全小中学校に派遣している

 

というものがあります。加えて、市長のリーダーシップで実現したようです。

目的としては論理的思考を育てることだそうで。

学年は四年生、総合的な学習の時間が2コマあてられています。言語はscratch。

 

ザクッと言えば、夏休み前に

「プログラミングってちょっと難しいけど楽しい!」

というところまで持っていくようで、その後夏休みイベント、scratchコンテスト等により自主的に楽しみながら学ぶ風土に繋げています。通常の教科学習においても活用されています。

 

年間計画


 

また、地域のCODER DOJO との連携やや市民ボランティアの育成(なんと5日間の養成講座を経ているそう)も進められており、「柏はプログラミングのメッカ」のような雰囲気が生まれているとか。

実際東葛地域のローカル放送ではそのような放送がなされていました。

 

ということで、なかなか有意義な視察で非常に良かったなと…