渋谷区議会議員の鈴木けんぽうです。

あるLGBT当事者(その方はゲイ)の方から、「渋谷区の多目的トイレに謎なマークを付けるのはやめてほしい。迷惑だ」とのご意見をいただきました。

 

渋谷区仮庁舎の誰でもトイレマーク

渋谷区仮庁舎の誰でもトイレマーク


 

その方が仰るには、

  • マークを付けるとトイレに行くだけでカミングアウトになる。
  • 隔離政策を連想する。
  • LGBはトイレの問題には殆ど関係ないのに誤解されて迷惑。
  • そもそも、レインボーは性的少数者の象徴の様なマークなのでトイレに使う事自体がおかしい。

だということです。

 

なるほど、確かに懸念がありそうだな、とは思います。

ただ、マークの解釈、とくに「迷惑」とか「嫌だ」などといった感想は個人的な印象である可能性があります。なので、「個人的なものではなく、多くの当事者が同じ意識を持っているのか」という点についてTwitterでアンケートをとってみました。

多数決というわけではないのですが、使えるツールが限られているのでこの形式を採用しました。また「当事者でなくてもいい」としたのは当事者のカミングアウトを言う形にならないよう最大限配慮したつもりです。また、該当アンケートはこの記事を書くにあたって削除しています。

 

Twitterでのアンケート結果

Twitterでのアンケート結果


 

このツイートは多くのリツイートを集め、それだけで関心の高さを感じます。アンケートの総数は1000を超え、多くの方に投票していただきました。

それだけ多くの方が「このマークは嫌だ」と感じていらっしゃるということで、行政も議員もこれは目をつむってはいけないなと感じます。

 

いただいたご意見について

 

さて、いただいたご意見を整理すると、以下のようにまとめることができます。

  • マークが嫌だ。半分男性・半分女性というマークは受け入れられないし、侮辱されている気になる
  • 特別なマークは不要。全ての人を対象とする「誰でも使える」個室のトイレがあれば十分
  • 特別なマークがあるとカミングアウトの強制につながる
  • 本人が主張する性別をありのままに受け入れればよい。性自認の尊重を。
  • ピクトグラムは単色が原則。レインボーマークは見づらい人が出る

ちょっと課題に思ったのは、「誰でもトイレ」は現在のところ誰でも使っているわけではないということです。

マークを外したところで、「あれって障害者やおむつ替えある人のためのトイレでしょ?(フェイスブックでいただいたコメント)」という受け取られ方をしている場合、利用しづらい&変な目で見られかねない、というのは変わらないなぁと。

 

いずれにせよ、強く不快な思いをしている方がこれだけ多くいる以上、渋谷区の影響力を考えるとなんらかの対応を求める必要がありますね。

研究してみます。