渋谷区議会議員の鈴木けんぽうです。お越しくださいましてありがとうございます。




障害者施策について要望を提出しましたのでご報告します。




<要望サマリー>




  • 渋谷区内は家賃相場が高騰しており、賃貸物件を利用している福祉事業所には家賃の値上げを迫られているところがある。賃量補助増額を要望する
  • 福祉サービスが出来高払いとなったため、精神障害の作業所は大幅減収となっている(利用者の来所が安定しない特性がある)。運営安定に向け支援強化を要望する







<要望書>




令和元年9月5日




渋谷区長 長谷部 健 殿




福祉部長 藤野 貴久 殿




渋谷区議会議員 鈴木 建邦




障害者福祉施策についての要望 




区政進展に向けた努力に心より敬意を表します。




障害者福祉については、渋谷区は他地域をリードする先進的な取り組みを多々行っているところであり、心強いところです。とくに民間の福祉事業所の活動に負うところは大きく、地域で自立して生活するために極めて重要な施設であると考えております。そこで、障害者福祉施策の一環として、福祉事業所の支援に関し下記の通り2点要望いたします。








  1. 賃貸物件で運営する事業所が家賃高騰に苦しんでいる状況があります。特に2020東京大会の影響は顕著であると考えられます。十分なスペースの確保、また各事業所の安定した運営の必要性は論を待ちません。実態に見合った形での家賃補助の充実を要望します。
  2. 家賃だけではなく、物価の上昇、人件費の高騰、そして消費増税が運営を直撃しています。さらに昨年の障害福祉サービス等報酬改定により各事業所に影響があり、特に精神の作業所においてはその障害特性から減収が顕著です。そのため、従来行っていたプログラムの見直し等を余儀なくされた事業所があるとも聞いています。このままでは出席率の安定しない方は敬遠されてしまう、という理不尽な状況にもなりかねません。障害特性を踏まえ、各事業所が安定運営できるような形での支援強化を要望します。



以上