渋谷区議会議員の鈴木けんぽうです。

このたび、民進党に離党届けを提出しましたのでご報告いたします。

 

民進党の全身である民主党に入党したのは2000年ですから、17年間党籍を持っていたことになります。

直前の総選挙で長妻昭さんの初当選に感動し、秘書に志願するともに入党しました。

すぐにお誘いをいただき、都議会議員選挙に挑戦するも落選。その後「こんな素人同然で選挙に出ちゃいけない。候補者を養成する機関を作らないと!」と新井よしなお君(現・町田市議)とともに民主党本部にかけあい政治学校「DPJリーダーズスクール」を作ってから、浪人時代・地方議員時代通じて党務に、特に青年政治家の育成と政策立案力の向上に力を尽くしてきました。

17年間の紆余曲折。石原知事ブーム、小泉劇場、政権交代と再交代、そして今に至るまで・・・国政の風に揉まれながらも「渋谷での政策実現」だけでなく「二大政党にふさわしい人材育成」に取り組んできたつもりです。

しかし最後に政党崩壊・・・残念でなりません。

 

今日、民進党所属の渋谷区議会議員は全員離党することになりました。あわせて民進党渋谷区支部も解散決議が行われ、今後解散に向けた手続きが進められます。

同僚の芦沢議員・吉田議員・治田議員は立憲民主党に所属するとのことです。

私はといえば・・・正直今回の「政党崩壊」には翻弄されました。もう当分こりごりです。いままで厳しい中でも民進党を支えてきたつもりですが、徒労感でいっぱいです。

徒労感でいっぱいです。ほんとに。

 

なので、当面わたしはいずれの政党にも所属せず、無所属で活動することといたしました。私の重点である「子育て教育・医療」の二つの政策ジャンルに立ち返って再起動いたします。

 

 

離党届を提出したとき、17年の思い出が頭の中を駆け巡りました。

青春をかけて取り組んできた様々な取り組みが失われるのは悲しくてやりきれないものがあります。

しかし、時代はどんどん変わります。政治の世界は半年たてば変貌する。変な感傷はむしろ邪魔ですよね。

ということで、思い切ることにしました。

関係者の皆さん、いままでありがとうございました。もし可能であるならば、引き続きのご指導をいただければ幸いです。

 

 

なお、東京7区選出の衆議院議員、長妻昭さんは引き続き支援を続けていきます。

政党が変わっても、尊敬すべき政治家との思いに変わりはありませんので。