今日は渋谷区議会文教委員会。
臨海学校・林間学校・修学旅行等の小中の宿泊を伴う事業(集団宿泊的行事)について、平成31年度から再編するとの報告がありました。
山中・富山等の自前施設ではなく、国立の専門施設等を使うことによって、教職員の負担を抑えつつ自然体験学習を充実する、と。
実は、これは私も問題提起してきたことです。
学校の先生は自然体験学習のプロではないので負担もかなりあります。
教育効果を求めるより、問題なく例年通りのスケジュールをこなすのが手一杯。
これじゃあ先生が辛いだけで、せっかくの行事が勿体ないですよね。
さらに、富山や山中といった区の施設は老朽化が進み、設備面でも課題がありました。
こういった課題に対して教育委員会が中心となって解決を図ったのが、専門施設や専門家の活用という今回の方針になったと考えています。
プログラム・設備の整った専門施設や経験豊富な専門家の力を借りることで、まず引率の先生や学校の負担を減らすことができます。さらに教育効果を高めることも期待できます。
安全面ひとつ取っても、自然のなかでの安全確保って結構たいへんです。専門家の知見を活用できることはその意味でも大きいですね。
今回の改革により、自然体験等が充実し、こどもたちには一生の財産となるような素敵な経験をしてもらえるといいですね。
自分も体験した山中・富山が無くなるのは残念ではあるのだけど…