渋谷区議会議員の鈴木けんぽうです。
渋谷区議会に提出されている平成29年度補正予算について簡単にお知らせします。
〇財源更正など
ざっくりいうと、
平成29年度の予算見込みよりも歳入が増えたので、基金(貯金)をつかったり公債(借金)を発行しなくてもよくなった
ということです。
具体的には
- 特別区民税が見込みより25億円多かった
- 特別区交付金が見込みより12億円多かった
- 不動産を売った分が24億円になった
- 寄付金が見込みより5億円多かった(遺言で大きな金額を残してくださった方がいたようです)
- 平成28年度の余りが予想より53億円くらい多かった
という感じです。
ただ、財源は
基金:過去の区民の負担ですから、建て替えなどの際に世代間負担を公平にするもの
公債:未来の区民の負担ですから、将来にわたって効果があるものについて世代間負担を公平にするもの
という性格もあります。
なので、
「収入が見込みより多かった! 基金取り崩ししないですんだ! 借金もしないですんだ!」
と何も考えずに言うのはちょっと違うかなと。まぁ反対するわけではないのですが、そういう観点も持っているということです。
〇繰り越しなど
工事などで予定より進みが悪いと予算を次以降の年度に繰り越す処理をしなくてはなりません。
今回はそれが4件ありました。
特に、恵比寿駅東口擁壁改修工事については、工事の方法変更などもあってちょっと時間がかかっています。
しょうがないですね。
場所はこちらです。地図中央のミニストップの上、階段になっている細い道です。
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