渋谷区議会議員の鈴木けんぽうです。
令和8年第2回定例会において、区政課題、教育、健康施策について一般質問を行いました。
今回取り上げたのは、生成AIの活用、NPOとの協働、ごみ減量とポイ捨て対策、渋谷駅周辺のにぎわい、仮設校舎への配慮、スクールバス、感染症対策などです。
いずれも一見すると別々のテーマですが、共通しているのは、将来世代によりよい渋谷を残すこと、行政の継続性を高めること、そして区民や民間の力を活かしながらも適正な仕組みを整えることです。
目次
特に重要なトピック4つ
生成AIのような新技術は積極的に活用すべきですが、使えなくなった場合の備えも必要です。導入時期から安全弁を整えておくことが重要です。
NPOとの協働を進めてきた渋谷区ですが、フローレンスの不適切事例のおかげで信頼性が揺らいでいます。やみくもに信頼するのではなく、不正監視を強化しつつミスを減らす仕組みを提案しました。
また、学校建て替えに伴う仮設校舎については、老朽化対策として必要である一方、地域への負荷をどう軽減するかが問われます。
麻疹対策はピークを過ぎた時期でしたが、再発を防止する仕組みを提案しました。
それでは、以下にそれぞれの質問、答弁、コメントを載せておきます。とても長いので興味のあるところだけどうぞ。
1. 生成AIの活用と業務継続性
質問のポイント
渋谷区は生成AIの活用で全国をリードする自治体の一つですが、コスト増、サービス停止、規約変更、災害などによって、突然使いにくくなる可能性もあります。
そこで、生成AIを前提とした業務について、AIが停止しても対応できるよう準備するべきではないかと質問しました。
区長の答弁の要約
区長からは、AI利用を前提とする業務環境において、AIの利用停止が行政運営に及ぼす影響は重要な課題であり、影響範囲の把握や代替手段の整備が必要であるとの認識が示されました。
また、業務遂行に必要な知見の保存・継承についても、行政継続性の観点から検討を進めるとの答弁がありました。
公開資料の形式については、構造化データやデータマークアップによる環境整備を進めており、TXT形式やCSV形式での公開についても、二次利用の観点から有効であるため、公開形式の選び方を引き続き検討するとの答弁でした。
私の受け止め
答弁の評価:A 今後に期待
生成AIは、行政の生産性を高める大きな可能性があります。ただし、便利だからこそ、依存しすぎた場合のリスクも考えなければなりません。
答弁では非常に前向きな認識が示されましたが、今後は具体的にどの業務でリスク点検を行うのか、代替手順をどう整備するのかを確認していきます。

2. NPOとの協働と不正防止
質問のポイント
渋谷区では、NPOとの協働が進んでいます。地域課題の解決において、NPOの役割は非常に大きいと考えています。
一方で、フローレンスによる不適切な事務が明らかになったこともあり、性善説だけで制度を運用することには限界があります。
しかも、この不適切な事例は渋谷区は見逃しており、一般の方の調査によって判明したという点も大きいです。
そこで、①ミスを起こさないよう事務支援を行う②不正監視を強化する③市民が公開資料を基に疑義を指摘できるようにする、の3点を提案しました。
区長の答弁の要約
答弁の評価:B 認識は同じだが現状の延長?
区長からは、NPOとの協働が適切に進められるよう、基礎的自治体として何ができるか研究していくとの答弁がありました。
また、不正防止の観点は重要であり、必要に応じてヒアリングや資料提出を求めるなど、適切に対応するとの答弁でした。
情報開示についても、プロポーザルの選定結果、契約、指定管理者の募集要項や選定理由などを公表しているとの説明があり、一般の方からの意見についても必要な対応に努めるとのことでした。
私の受け止め
経験豊富で熱意のあるNPOとの協働は有効です。しかし、今回の事案を受けて、性善説だけでは限界があることがはっきりしました。透明性とチェック体制も強化しなければなりません。
また、市民によるチェックは、監査を補完する重要な力になります。公開されている情報が少なければ、市民は検証できません。今後も、情報公開とモニタリングの強化を求めていきます。

3. ごみ減量
質問のポイント
ごみ減量について質問しました。東京湾の最終処分場をいかに延命するか、そして将来世代に過大な負担を残さないために、ごみ量をどう減らすかという問題が本質であるにもかかわらず、最近は家庭ごみを有料化するかどうか、みたいな議論に矮小化しているのが不満だったのです。
50年程度で限界に来るということですが、50年後にいきなり絶命するわけではありません。10年とか20年とかゆっくりと生活スタイルを変えていき、少しでもラクに延命できるように議論しなくてはなりません。
なので、家庭ごみの有料化も逃げずにちゃんと議論してほしいと付け加えました。
もちろん、低所得世帯等への負担軽減策は不可欠です。また、量の多い事業系ごみ対策を強力に進めることも重要です。聖域なく議論すべきです。
また、家庭ごみが有料化された場合、地域団体やマンションなどが善意で周辺清掃を行う際に費用負担が発生する可能性があるため、その点への配慮も求めました。これは街頭演説の時に要望された事項をベースにしています。
区長の答弁の要約
答弁の評価:B 認識は同じだが明言は避ける
区からは、家庭ごみ有料化について、23区で足並みをそろえる形で検討していく趣旨の答弁がありました。
今回はこれでいいか、というところです。
私の受け止め
家庭ごみ有料化は、区民生活に直接関わるため、慎重な議論が必要です。一方で、負担が増えるから議論しないという姿勢では、将来世代に課題を先送りすることになります。
重要なのは、有料化ありきではなく、ごみ減量のために何が有効かを正面から議論することです。特に、事業系ごみの削減、資源化の徹底、低所得世帯への配慮、地域清掃への支援はセットで考える必要があります。
負担なくごみ減量できる革命的な手法とか、あるいは最終処分場を広げられる魔法が開発されればいいんですけど、期待はできないだろうから少しずつ検討していきましょう。
4. ポイ捨て対策と公共ごみ箱
質問のポイント
渋谷区では、ポイ捨て対策として罰則が実施されました。
そのうえで、残る大きな課題として公共ごみ箱の設置を取り上げました。私は2019年以来、公共ごみ箱の設置を求めてきました。
「ここでなら捨ててよい」と明示することには効果があると考えます。
また、再開発ビルなどにもスマートごみ箱の設置を要請し、街全体で分散して対応すべきと質問しました。
区長の答弁の要約
答弁の評価:A 今後に期待
区長からは、公共ごみ箱の設置について、区が主体となり、渋谷駅周辺で関係事業者と調整しながら進めているとの答弁がありました。
私の受け止め
ポイ捨て対策は、罰則だけでは限界があります。捨ててはいけないと伝えるだけでなく、適切に捨てられる場所をどう整備するかも重要です。
渋谷は来街者の多い街です。ごみ箱をなくせばごみが消えるわけではありません。むしろ、街の実態に合わせて、管理可能な形で公共ごみ箱やスマートごみ箱を配置する必要があります。

5. 渋谷駅周辺のにぎわいと文化発信
質問のポイント
ハンズ渋谷店の閉店をきっかけに、「渋谷はつまらない街になった」という声も聞かれました。
もちろん、今でも宮下パーク、マンガ・アニメ・ゲーム関連の店舗やイベント、ライブハウス、ミニシアターなどがあり、文化の発信地としての性格は残っています。
ただ、渋谷らしさを象徴するものや、街全体の雰囲気は、以前より弱くなっているのではないかとも感じます。
そこで、再開発によって生まれたオープンスペースなどを活用し、街角フリーライブのような取り組みを制度化するなど、表現者を渋谷駅周辺に呼び込む仕組みを整えるべきではないかと質問しました。
区の答弁の要約
答弁の評価:B もう一歩踏み込んでほしい
区からは、渋谷駅周辺の公共空間を活用したアート展示、渋谷音楽祭、民間事業者と連携した音楽イベントなど、文化的なにぎわい創出のための取り組みを進めているとの答弁がありました。
引き続き、民間事業者と連携し、渋谷駅周辺の活性化に取り組むとのことでした。
私の受け止め
区の答弁で挙げられた取り組みは悪くはありません。ただし、私が今回重視したのは、大きなイベントだけではありません。
渋谷らしいにぎわいは、行政や大企業が主催する大規模イベントだけで生まれるものではなく、個々の表現者や小さな活動が街の中で積み重なることで生まれるものだと思います。
何かをやりたい人、例えば国際交流イベントをやりたい高校生、昼休みにミニ路上ライブをやりたいオフィスワーカー、文化祭後に自主ファッションショーをやりたい専門学校生などが、公的な団体に相談できてサポートを受けられ、場所とつなげてもらい、実際に活動できる。こんなのができればいいなぁと思っています。
そうした「表現者を支える仕組み」があれば、渋谷らしいまち(っていうのも変だけど)の在り方になっていくんじゃないでしょうか?

6. 仮設校舎での地域への配慮
質問のポイント
学校建て替えロードマップの改訂により、工期の長期化と仮設校舎の追加が必要になりました。
老朽化した学校を早く建て替え、安全性と機能性を高めることは必要です。一方で、大山公園仮設校舎など、周辺地域や住民への負荷が大きくなることも事実です。
そこで、仮設校舎については地域住民に最大限配慮し、学校教育に使わない時間帯には、地域の方が各種施設を利用できるよう整備する方針を明確にすべきと質問しました。
区長の答弁の要約
答弁の評価:A 100点満点の答弁。今後に期待。
区長からは、新たに建て替える学校と同様に、仮設校舎についてもセキュリティを確保したうえで、学校行事に使わない時間帯は地域に開放することを前提として計画を進めるとのことでした。
私の受け止め
極めて重要な答弁を引き出せました。仮設校舎は、学校建て替えのために必要な施設ですが、地域にとっては長期間にわたる負担にもなります。
だからこそ、単に「迷惑をかけるが必要なので理解してほしい」という姿勢ではなく、地域にも使える施設として整備し、少しでも地域に還元していく発想が必要です。

7. スクールバスの安全対策と効率化
質問のポイント
仮設校舎への通学に伴うスクールバスについて質問しました。
青山キャンパスでの自転車通学とスクールバス運行の状況を確認するとともに、夏休み明けから神南小学校も移転するため、小学生には中学生とは異なる安全配慮が必要ではないかと質問しました。
また、スクールバスの定員に空きがある場合には、弾力的に松濤中学校の生徒の相乗りも認め、運行を効率化すべきではないかと提案しました。
教育長答弁の要約
答弁の評価:B まぁそんなものかな…
教育長からは、青山キャンパスの自転車通学について、学校で定期的に交通安全指導を行っており、これまで事故の報告もなく安全に通学できているとの説明がありました。
神南小学校のスクールバスについては、低学年への安全配慮が必要であるため、全員が着席できるマイクロバスを採用するとの答弁がありました。また、発着場では見守り員に加えて警備員を配置するなど、安全対策を講じるとのことでした。
一方、松濤中学校生徒との相乗りについては、定員、出欠、学年ごとの下校時刻、乗降管理などの理由から、実施は難しいとの答弁でした。
私の受け止め
スクールバスの運行は今後の他校の建て替えでも実施されるでしょう。今回の質問はいろいろな可能性を広げていくための質問でした。

8. 麻疹・風疹など感染症対策
質問のポイント
最後に、感染症対策です。麻疹は今年高水準で推移していました。特に近隣区での集団感染は、麻疹対策の脆弱性を感じさせるものでした。
麻疹は流行が少なくなったことで、2回の定期接種の接種率が下がる傾向にあり、また自然感染による免疫のブーストも少なくなっていると考えられます。
私は4月に要望書を提出し、麻疹予防接種の費用助成などを提案しました。実際に千代田区では、0歳児の同居家族、19歳から49歳の方、子どもと接する施設職員への費用助成制度が発表されています。
質問当時すでにピークアウト傾向が見えていたので、今すぐ同種の制度を実施するのではなく、将来の麻疹・風疹の脅威に備え、緊急予防接種の一部費用助成制度をあらかじめ準備しておくべきではないかと質問しました。
区長の答弁の要約
答弁の評価:A 100点満点の答弁。今後に期待。
区からは、今後の流行に備えるため、抗体検査や予防接種にかかる助成の対象、体制づくりについて検討する趣旨の答弁がありました。
私の受け止め
麻疹は感染力が非常に強く、保育、教育、医療、福祉などへの影響も大きい感染症です。病気はかからないのが一番。ワクチンを有効に活用すべきだと思っています。その意味で100点満点の答弁でした。

今後について
今回の一般質問は、近くの野党系議員に「ほとんど取り入れられたね」と言われたくらい実りのあるものでした。
すぐに結論が出るものだけでなく、今後の制度設計につながる論点、短期的な対応だけでなく、将来に向けた備えが必要なテーマも多く取り上げているので、今回の質問を布石に渋谷区を前に進めていきます。
このへんの大きいテーマを動かすことが、自分の持ち味だと思っています。
質問原文
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1 区政課題と区民生活について
生成AIの活用と業務継続性
最初に生成AIです。渋谷区には全国のリーダーとしてどんどん成果を上げていただきたいと考えています。
一方で、最近ではマイクロソフト社がコスト増を理由に他社製AI利用を停止したとの報道もありました。
今後、コスト増だけでなくサービス停止、規約変更、災害等により生成AIが使いづらくなる可能性もあります。
そのため、生成AIを前提とした業務について、AI停止時の影響把握や、最低限の代替手順の整理、また生成AIへ移行する前の業務フロー・判断基準・ノウハウ等を、将来も区の資産として再利用できるよう保存・更新しておき、行政継続性にも目配りしておくことも重要ではないでしょうか。
まだ未成熟の論点ではありますが、トップを走っている自治体として先行して検討すべきです。区長の見解を伺います。
また、以前指摘した機械可読性については、当の生成AI自体がTXT形式やCSV形式の方がよい、としているのでPDFやスライドだけでなくプレーンなファイルでも公開すべきと考えます。併せてうかがいます。
NPOの活用と適正化について
続いてNPOの活用です。渋谷区ではNPOとの協働が進んでおり、その意義は大きいと考えます。一方で、NPO業界を代表する団体の一つであるフローレンスの補助金の重複受給等の不正は衝撃的でした。有力団体でも問題が起こる以上、性善説での制度運用には限界があります。
そこで伺います。第一に、設立間もないNPOや行政事業の経験が浅い団体と連携する際には、会計、契約、情報公開、利益相反管理などの事務支援を併せて行うべきではないでしょうか。
第二に、NPOへの委託、補助、指定管理等について、選定時の審査だけでなく、事業開始後の収支、再委託、寄付・協賛、関係団体との取引、利益相反の有無など、不正防止のモニタリングを強化すべきです。
併せて情報開示です。今回のフローレンスの事案では一般市民が公開資料や登記、補助金資料等を取り寄せ突き合わせて分析し、ネット上で問題を指摘したことが契機となっております。
区としても、委託、補助、指定管理などにおいて、プロポーザルも含め情報公開をさらに徹底するとともに、区内外の一般の方から疑義や情報提供を受け付ける窓口を整備し、所管課等と連携して確認する仕組みをつくることで、市民による監査の補完を現実化してはいかがでしょうか。以上、区長に伺います。
家庭ごみ有料化について
次にごみ量の削減です。
都知事の発言を契機に議論が広がっていますが、本質はこれ以上増やせない東京湾の最終処分場の延命に向け、いかにごみ量を削減するかの問題です。
私は、こどもたちや将来世代にできるだけ良い渋谷、良い社会を残すことを最優先に考えています。その観点から、あらゆる手法を用いごみ量を削減すべきです。ごみ量の多くを占める事業系対策を強力に進めるとともに家庭ごみ有料化も有効な選択肢として検討すべきです。
もちろん、低所得世帯等への負担軽減等の配慮は不可欠だということは言うまでもありません。
そこで伺います。最終処分場の延命と将来世代への責任という観点から、家庭ごみ有料化を排除せずごみ減量施策を真剣に考えるべきですが、区長の見解を伺います。
また、家庭ごみを有料化した場合には地縁団体やマンション等善意で周辺を掃除している方に費用負担が発生してしまいます。配慮が必要と考えますが、併せてお答えください。
ポイ捨て対策
次にポイ捨て対策です。6月から罰則が実施されましたが、特に夜間の対応は難しさを感じます。
夜間については東京都が観光および治安対策の観点で主体になるべきと考えています。周辺住民のためにも強く要請していただくようこの場を借りて求めておきます。
残る課題は公共ゴミ箱の設置です。私は2019年以来公共ゴミ箱を設置するように求めてまいりました。難しい課題がいくつもあることは承知していますが、例えばハチ公前広場、宮益坂下、あるいは恵比寿駅西口ロータリーなど広めのオープンスペースに限定してでも設置し「ここでなら捨てていい」と明示するだけでも効果は大きいはずです。
あわせて再開発ビルなどにもスマートゴミ箱の設置を要請し、街全体で分散して対応すべきと考えますが、区長の見解を求めます。
渋谷駅周辺の活性化
ごみポイ捨ての対策は渋谷のブランディングにもかかわっており、極めて重要な課題だと認識しています。
渋谷のブランディングと言えば、先日ハンズ渋谷店の閉店が話題となりました。「渋谷はつまらない街になった」との残念な意見表明が数多くありました。
とはいえ、今でも宮下パークやマンガ・アニメ・ゲーム関連の店舗やイベントを中心に若者でにぎわい、またライブハウスやミニシアターなども数多く健在で、文化の発信地としての性格は変わらないと考えます。
となると、街の象徴というか雰囲気です。少なくとも2000年代以降、渋谷の象徴や雰囲気は薄れるだけで更新されていないのかもしれません。
ハンズのような象徴は、スクランブル交差点や宮下パークをのぞくとあと109とタワーレコードでしょうか。となると、町全体の活力ある雰囲気を施設だけに依存せず育てていく努力が必要になります。
これを行政の課題というのは違和感がありますが、例えば渋谷に数多く創出された再開発によるオープンスペースの利用を統一して街角フリーライブを制度化するなど、方向性を整えていくことは可能でしょう。
長谷部区長は1期目の選挙公約で、「エンターテインメントシティ・シブヤ」を掲げ、地下鉄の入り口をシアターに、という独創的な提案をなさいました。現在は「渋谷クリエイティブジャンクション」という基盤ができ、ストリートライブなどが実施されていますが、さらに渋谷駅周辺全体に表現者を呼び込むことにリーダーシップを発揮していただきたい。区長の見解を求めます。
教育
仮設校舎での配慮
次に教育です。工期の長期化等による学校建て替えロードマップの改訂に伴い、仮設校舎の追加と長期化が余儀なくされました。老朽化した学校を一刻も早く建て替え安全性と機能性を向上するために必要な措置ですが、大山公園仮設校舎など周辺地域や住民への負荷が大きくなることも事実であり、十分な配慮が必要です。
そこで伺います。仮設校舎については地域住民に最大限配慮し、学校教育に使わない時間帯については住民が各種施設を利用できるよう整備する方針を明確にするべきです。区長の見解を求めます。
仮設校舎におけるスクールバスの利用です。
青山キャンパス2年目となり、自転車通学とスクールバスの運行については安定していると思いますが、その状況についてご説明ください。
夏休み明けからは神南小学校も移転しますが、スクールバスについては中学生と異なる安全配慮も必要と考えます。対策を伺います。
さらに、スクールバスの定員に空きがある場合には、弾力的に松濤中学校生徒の相乗りも認め、運行を最大限効率化すべきと考えますがいかがでしょうか。教育長の見解を求めます。
健康
感染症対策
最後に健康について。感染症対策です。
高水準で推移してきた麻疹もようやくピークアウト傾向にありますが、近隣区の集団感染には麻疹対策の脆弱性を痛感させられました。流行がほとんど起こらなくなったため、2回の定期接種の接種率は減少傾向にあり、また感染者との接触による免疫ブーストも少なくなっていると推察されます。
4月に要望を提出し、麻疹予防接種の費用助成等を提案いたしましたが、実際に千代田区では5月15日に0歳児の同居家族、19歳から49歳の方、こどもと接する施設職員への費用助成制度が発表されました。
ピークアウト傾向の中、同種のものをすぐに制度化せよとは言いませんが、将来の麻疹・風疹の脅威に対応するため、緊急予防接種一部費用助成制度をあらかじめ準備しておくべきと考えます。区長の見解を伺います。



