渋谷区議会議員の鈴木けんぽうです。

お越しくださいましてありがとうございます。

 

6月15日からいわゆる民泊法(住宅宿泊事業法)が施行し、届出をすれば適法に民泊事業が行えるようになります。

言い換えれば、届け出をしていない民泊は違法民泊となるということですね。

こちらの届け出状況について、福祉保健委員会で報告がありました。

 

民泊の数は紹介サイトに登録されているものを数える必要があり、正確な数字はわかりません。一説によると渋谷区内には3000件ほど民泊があるといわれています。

そのうちどのくらいの数が登録されたのでしょうか…

 

<民泊の届け出状況>

 

5月25日(金)の時点の数字です。

 

窓口届出 43件

完了 33件

 

ほとんど届出がなされていません。廃業するか、違法状態で進めていくのかはわかりません。

さらに、一棟のマンションで複数の部屋のものもあるので、住所別にみると、

 

  • 神山町30-7
  • 神宮前3-4-8
  • 神宮前5-45-2
  • 神泉町12-4
  • 幡ヶ谷2-2-5
  • 広尾3-17-4
  • 本町3-18-5
  • 代々木5-42-8

 

と、たった8か所しかありません。残る膨大な件数が廃業か、もしくは違法状態となります。

確かに紹介サイトを見ると大幅に減った印象はありますが、仮に「違法民泊」が継続されるとしたら、適切な管理が放棄されトラブルが増える可能性もあります。

もし発見したら速やかに相談窓口にご連絡いただければ幸いです。

 

 

<相談窓口>

 

以下は区のウェブサイトからの引用です。

 

渋谷区 民泊コールセンター

渋谷区では、住宅宿泊事業(民泊)に関する専用の苦情・相談窓口として、「渋谷区 民泊コールセンター」を3月1日に開設しています。下記内容については「渋谷区 民泊コールセンター」までお問合せください。

 

  • 住宅宿泊事業(民泊)に関する苦情・相談
  • 住宅宿泊事業に関する質問・区窓口への届出の事前予約
  • 旅館業に関する申請・相談等

 

渋谷区 民泊コールセンター(電話:03-3463-3179)

月曜日~金曜日 9時~17時(祝日・休日、年末年始を除く)

 

 

<委員会資料>

 

民泊資料