渋谷区議会議員の鈴木けんぽうです。
「東京の地方議員で一番学生を成長させている!」と某インターンシップ団体代表にいわれるほど、議員インターンシップ受け入れには力を入れています。
さて、今回はうちのインターン生のじまん話です(^_^;)
まずはこちらの写真をご覧ください。
これは、2015年の2月~3月に受け入れたインターンのライングループです。
今年の年末の投稿をご覧いただいてます。
彼らは、本を読むたびにグループに投稿しています。もともと、「インターン期間中に一日一冊本を読むように」という課題を出していて、それが続いているのです。
毎日投稿している人もいれば、ほとんど投稿していない人もいるのですが、いまだにチームとして頑張っているのがほんとに素晴らしいですね。できる範囲でいいので、細々と1年に1冊でもいいから、意識して続けてほしいなぁと。
しかも、結構重い本も読んでいますよ。ここにかかれているだけではなく、三木清とか内村鑑三とかカントとか。
飲み会や、後輩インターン生のミーティングなどにもちょくちょく顔を出してくれています。ありがたいことです。
鈴木けんぽうインターンの概要などについては、インターン関連記事をご覧ください。
議員インターンシップって何?
2か月間ぐらい、議員活動をサポートしながら勉強する、という研修プログラムです。
議事録をまとめたり、色々な資料を集めたり、ビラを配ったり、街頭演説をしたり、ヒアリングをしたり。
ありがちなのは「無料バイト」的な扱いですが、うちはそれは避け、あくまでも研修として構成しています。
具体的な内容については、約90時間分のサンプル日程を掲示しているので、ご覧ください。
インターンシップをなぜ受け入れているの?
私はたまたま選挙の手伝いをやったことがきっかけで政治の世界に入りました。
経験が人生を変える、ということを身をもって体験しています。ですから、学生にそのような経験や出会いを提供したいと思っています。
加えて、学生から数多くの刺激をもらっています。例えば
- 自分とちがった感覚、特に学生の感覚や生活実態を知ることができる
- まっさらな有権者に説明する練習になる。どうしても政策などはけっこうむつかしい話になりがちだけど、知識のある有権者ばかりではなく、まったく知らない人に説明することも必要になる。インターン学生にいろいろ説明するのはいいトレーニング
- ちがった生活実感から・今までの議論を踏まえない自由な立場から紡ぎだされたものなので、学生からの意見や疑問はしばしば優れたアイディアや気づきとなる
- 急激に成長するので、私にとってもいいプレッシャーになる
いわゆるWIN-WINですね!
インターンプログラムで重視しているのは?
インターンで一番重視しているのは、端的に言うと、
「失敗をのりこえる経験」
です。
人は挫折を乗り越えることによって大きく成長します。失敗は成功の母。失敗することで不足を知り、改善を進められるようになるのです。
また、失敗したときが一番真価を問われます。損失をできるだけ広げないよう次善の策を取るためには、失敗のストレスに負けない耐性(レジリエンス)が重要です。
ところが、最近の学生は、失敗を恐れる傾向が強まっていると感じています。
丹念に話を聞くと、ネットなどで情報収集し準備を万全にして、スマートに対応するのが理想なのかな、と。でもそれじゃ耐性や対応力は尽きません。
そこで、インターンシップ期間中はできるだけ失敗するようにハードルを上げています。めちゃくちゃプレッシャーをかけます。「失敗するのが当たり前。問われるのはそこからの回復だ」とすることによって、失敗に対する対応力をあげ、社会に出てからの武器にしてもらいたいと考えています。
その方が、成果もいいですしね。
ということで。
2月から新しいインターンが始まります。実に楽しみですね…
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