渋谷区議会議員の鈴木けんぽうです。

毎年やっている渋谷区政アンケートですが、今年は長谷部区長に厳しい結果が出ています。
簡単にご報告します。




<長谷部区長の評価>




長谷部区長の評価について、4年前の選挙前にも調査していますが、かなり区長に厳しい結果になったなと思います。




〇評価する×評価しない
2019年3月37%24%
2023年3月26%31%



前回選挙前は区長を評価する方が多かったのですが、今回の選挙では逆転されました。だいたい10%くらい入れ替わった感じです。




<民間連携・企業連携の評価>




民間連携、企業連携についても聞いています。これは今回だけのものです。




〇評価する×評価しない
企業連携は36.8%12.3%



渋谷区の企業連携については評価する声が大きかったです。ただし、これはトイレ問題が出てくる前に実施したものなので若干変わっているかもしれません。

またこの項目は「わからない」が過半数を超えているので、実感がないというのが正解のように思います。








<注意点>




このアンケートについては当然偏りがあり、特に地域性は上原・富ヶ谷・元代々木・代々木5丁目あたりの住民が多いです。

このアンケートをさんこうにして予算審議や討論を行いました。




課題の第四は、どうも少なくない区民が「自分と関係ない方向に区政が進んでいる」と感じてしまっているのではないか、という点です。私が実施したアンケート調査に書かれた意見を読んでいてそう感じました。
長谷部区長は多くのメディアに掲載されています。他区と比べても圧倒的に多いと思います。それはいいことなのですが、2020年以降のある新聞の記事データベースから掲載頻度順に項目を並べると
ハロウィン対応、年越しとメタバースが同数、次いでスタートアップ、そのあとにコロナ対応と区民生活に直結した話題は少ないです。
別の新聞でもハロウィン、スタートアップ支援、アオガエルの移動、年越し、コロナとこちらも区民生活に密接したものが少ないです。
これは仮説に仮説を重ねたものにすぎませんが、せっかくいろいろな新しい挑戦をしても、どう区民生活の向上につながるのか、それを伝えきれていないのかもしれません。

(3月21日本会議討論より)