2004年05月01日

区議会での発言内容です。

ご意見などございましたら、メールにてお寄せください。

注意:これは区議会HPにある会議録の一部を抜粋し、私の視点から解説を加えたもので、必ずしもやり取りを正確に記したものでもありませんし、私の理解に誤りがある場合もないとは言えませんので、ご了承ください。また、全ての発言を掲載すると私の分だけでも膨大になりますので、割愛してあります。全発言は、区議会HPにてご確認ください。
(6月9日)

◆(鈴木委員) 鈴木建邦です。よろしくお願いします。
【初委員会で、理事者(いわゆる管理職職員)への自己紹介です】

◆(鈴木委員) 先日質問をさせていただきまして、それに関連するわけではないんですが、いろいろ不満もありましたけれども、それは置いておいて、夜間窓口について、今、多分管理職の方ともうお一方というような体制でやっていらっしゃると思うんですが、災害が起こった場合などに、管理職の方がどういうふうな対応をするかというところのマニュアルというのは準備されているのか。
 また、ちょっと別な話で、商工課の課長に、勤労福祉会館及び、こっちは管理課かな、区民会館などで利用申請をして、それが受け付けられていたにもかかわらず、いきなりさまざまな理由で取り消しが起こってしまうと、そういうようなケースを聞いておりますけれども、これはいかがでしょう。
 (「理事者が説明しながら、少し解説しながら、今、機構をあれしているんだということね」と言う者あり)
◎(菊池区民部長) 災害対策に関する管理職体制、これは防災のほうでそういう組織づくりをしております。
 以上でございます。
 (「じゃ、管理職の方がやっていても、それは防災のほうで窓口……、わかりました」と言う者あり)
○(座光寺委員長) 対話はだめだよ、委員会開会中だから。
             (「すみません」と言う者あり)
○(座光寺委員長) どうでしょうか。いろいろ御質問があると思うんですけれども、総務区民委員会一般に関する内容に触れる問題もありますから、今、区民部をやっておりますが、いずれにしても、私はいつも思っているんですけど、当総務区民委員会は開かれた委員会として、それで議員からの問題発信については、やはり皆さんに諮って、委員会を設定するとかそういうような方法で問題を深めていただきたいと、こう思いますし、また決算もありますから、決算は当年度のものじゃなくても、旧年度のものでありますが、そこで総括できるわけで、そういうところでどんどん意見を発表していただくとありがたいなと思うので。
             (「わかりました」と言う者あり)
 そういう意味で御協力していただいて、ただ、今説明された内容についての問題、そういうところで御質疑をお願いしたと、そういう経過ですから、大いに勉強して頑張ってください。
【初委員会で、機構の説明と言うか、所管の各部の状況を説明する機会です。初めてだということで気負っていますが、質問の仕方をわかっていなかったので委員長他からたしなめられていますね。恥ずかしい・・・】


(9月19日)

◆(鈴木委員) 続きまして、(パブリック・コメントについて)区ニュース及びホームページに募集を周知したということでございますけれども、ホームページにおいては、どこの場所にどのように掲載をしていたのかということを教えていただけますでしょうか。
◎(郡川企画課長) 区のホームページ、いわゆるトップページでございますけれども、その中に区長のコメントの区長室というコメントの欄がございますけれども、そこの下にパブリック・コメントというところを設けまして、そこから入っていっていただくというような形でございます。そこに入っていきますと、制度の概要ですとか今回意見を募集している内容とか、そういうものがまたそれぞれ見られるというような状況になってございます。
◆(鈴木委員) ということは、トップページと言われるところにきた方は、そのまま上原中学についてパブリック・コメントを募集しているということはわからない。その下のパブリック・コメントというところをワンクリックして、そこにいくと改めてあるんだということがわかると。そういうような体制だということですか。
◎(郡川企画課長) おっしゃるとおりでございます。
◆(鈴木委員) 最後に意見として、ホームページ、非常にコストがかからない媒体でありますし、配布していく必要もないわけですから、もっと活用していけばいいのではないかと思います。その視点で考えると、パブリック・コメント、何について出ているのかというのがすぐにわからない状態というのは、まだまだ不十分であると。逆に言えば、パブリック・コメントは、何か話そうという人がそのパブリック・コメントのページにいって、改めて上原中学について意見が出せるんだなとわかって、意見を出す。これは本末転倒じゃないですか。上原中学について関心がもともとある人がトップページにいったら、たまたま意見を募集している、だから出していこう。そういうような形になっていかないと、実際にこれは機能していくことにはならないと思います。例えば新宿区でありますとかほかの区、ほかの市では、一番トップページのど真ん中ぐらいに大きく、これについて意見を募集しているから区民の幅広い意見を欲しいと、そういうような形で出していると。そういうような周知をする努力というか、スタンスを変えていただかないと、このパブリック・コメントというのは本当に機能する制度にはならないと思いますので、そのあたりホームページのみならず、区ニュースであるとかほかの媒体であるとか、そういった点についてもう1度考えて、実効性のある制度づくりをしていっていただきたいと思います。
◎(郡川企画課長) 御意見をちょうだいいたしました区ニュース、それからホームページ等につきましては、今検討を進めている最中でございますので、今いただきました意見につきましても、この制度ができるだけ広がりが、要するにいろんな方から簡単に見ていただいて、いろんな意見を出せるような形ということで検討はしてまいりたいというふうに思っております。
【パブリックコメントについての質疑です。我ながら「慣れてきたな」と思います。この後、区のホームページにおけるパブリックコメントの取り扱いが変わりました。今後も努力して、区民ができるだけ区政に参加しやすくなるように制度などを修正していければと思っています。】

◆(鈴木委員) 今、防災訓練の進行表を見ておりまして、8時5分と8時30分にサイレン及び音声放送とございますけれども、これは何のためにやっているんでしょうか。
◎(児玉防災課長) 区内に固定系の防災無線がございますが、通常ですと、今の時期ですと6時にチャイムを流している状態でございますが、発災時には無線塔から実際に肉声で案内が出ます。それを通常は流すわけにはいきませんが、訓練として各地域の無線塔からどのような内容で発災時その案内が出るのか、地域の方々に御理解いただくために2回ほど流しているところでございます。
◆(鈴木委員) つまり発災時にこのような放送があって、それによって地域住民にどういう状態なのか、どうすればいいのかということをインフォメーションするために訓練としてやっているわけですね。
◎(児玉防災課長) そのとおりでございます。
◆(鈴木委員) 何でそういうことを言うかといいますと、私、実家でこの放送を聞けないんですよ。というのは、全く音が入ってこない。私の家は、染谷先生御存じのように、富谷小学校から山手通りをまたいで、もうすぐのところにあって、その11階なんですけれども、それぐらいの距離でも、窓を閉めていると全く聞こえないというような状態を実際に私も体験しましたし、そういう状態があると思うんです。山手通りに限らず、渋谷区内、大変大きな通りの周辺に高層の住居がどんどん建っていると。このような状態の中で、サイレンの役割を考えたときに、ちゃんと聞こえるような状態をもう1度再検討する必要があると思うんですが、そのあたりの点、いかがでしょうか。
◎(児玉防災課長) 固定系の防災無線につきましては、地域の高層化等で聞こえにくくなっている状況は把握しております。ロングホーンと言いまして、トランペットスピーカーの長い形のものを取り替えたり等々、対応させていただいておりますが、まだまだ地域の開発とその高層化に追いつかないところもございますので、情報を得ながら、また6時にウエストミンスターのチャイムを鳴らしておりますので、その状況等を防災のほうでも把握しながら、適切に音量調整、それから機種の性能向上を図っていきたいというふうに考えております。
【理由→事象と言うのは私が良くやる質問スタイルの一つです。この質問で成果が出た訳ではありませんが、すぐにどうこうと言う話でもありませんからこの話は継続して話題にしています。ちなみに、防災は総務区民委員会の仲でもよく議論がされるトピックの一つで、自民党さんから共産党さんまで一致して知恵を絞っています。】


(10月15日)

◆(鈴木委員) 議案第35号渋谷区戸籍事務及び住民基本台帳事務における本人確認等に関する条例につきまして、原案に賛成をいたします。
 昨今の社会状況から見て、成り済ましあるいは個人情報漏えいといった問題が頻発している状態に対して、この条例は大変タイムリーかつすばらしいものであり、対策をとっているものであると考えます。
 ただ、まだまだ今後課題もあると考えております。例えば、夫婦間のプライバシーに関してどうするか、あるいは、質問などが予定をされているわけでございますが、この質問などをどのように有効なものにしていくかといった運用上のさまざまな課題があると思いますので、こちらに関しても研究を徹底していっていただきたいと思います。
【委員会の最終日、「本決定」前の討論における発言です。各会派がそれぞれこのように賛否および意見を表明し、その後採決をして委員会の決定とするのです。意見表明で立場を明確にしたり、要望を付け加えたりするのは常套手段ですが、会派の代表としての発言ですので結構神経を使います。】


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